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先日、パスポートが部屋から消えました

とは言っても、消えたのは僕の物ではなく子供のパスポート。

 

周りからは、「部屋のどこかに置いてあるじゃないか」とか、「棚の後ろに落ちているんだろう」とか言われるも、自分の性格上、その確率もかなり少ない。

 

念のために、本気でガッツリ探すもやはり無い・・・。

 

 

はてはてとどう考えても、考えられることは一つ。はい、盗難です。

 

 

パスポートを入れていたポーチの中に、$1000くらいの現金を一緒に入れていたのが原因と思われ、犯人からするとパスポートを盗んだというより、お金の入ったポーチを盗んでその中にパスポートが入っていたという感じだったんでしょうね。

 

 

と、いうことで、再来週には日本へ一時帰国予定で航空券も購入済み。困った困ったということで、大変な作業が始まりました・・・。

 

 

 

まずはネットで情報収集

とりあえず、確実に無くなっていることが確定、ケツカッチンの身である以上、のんびりもしていられない。早速、ネットで検索。

 

 

カンボジアの場合は、在カンボジア日本国大使館領事館連ページから「旅券紛失時の対応について」をチェック。他の国でなくした場合は、その国のページをチェックしてみましょう。

http://www.kh.emb-japan.go.jp/consular/consul.htm

 

 

 

PDFをダウンロードすると、「新規パスポート申請」か「渡航書申請」の流れが記載されているので、とりあえず確認。

 

流れをざっくり言うと、

1. 警察で紛失届を出して、盗難届受理証明書か紛失届受理証明書をもらう。(盗まれたエリア)

2. 必要書類などを事前準備して大使館に行き、提出。(プノンペン)

3. 入国管理局に行き、出国許可を取得する。(2∼3日後発行。プノンペン)

 

となっているので、それに沿ってやっていくことにします。

 

 

1.警察で紛失届を発行!

旅券を亡失(盗難又は紛失)した際の措置について

当地警察当局より、犯罪などにより旅券等を盗難・紛失した場合には、最初に盗難・紛失した地区を管轄する警察署において盗難届又は紛失届を提出し、その後ツーリストポリスからポリスレポート(盗難届受理証明書又は紛失届受理証明書)を受領するように指導されています。なお、盗難・紛失した地区を管轄する警察署の場所が不明な場合には、ツーリストポリスに照会の上、場所を確認してください。

 

 

まずは、家から3分の距離のアンコールワットすぐ近くのツーリストポリスに到着。

lost_passport (9)_1024

アンコールワット近くのツーリストポリス

 

 

 担当官と話をすると、「ここは旅行者向けの警察だから、空港近くの在住外国人向けの警察に行け」とのこと。

 

距離にすると5~6km・・・、結構遠いが仕方なく行く。

 

 

Sagino2 (6)_1024空港近くの警察署

 

 

ここの警察、以前詐欺事件で何度となくお世話になってるので、気分的には楽。

 

 

 

出てきた担当官曰く、「ツーリストポリス(アンコールワット近く)に行け」とのこと。

 

いや、いや、今そこから来たとこだし、担当がここに行けって言ったから来たんだ」と伝えると、「じゃあ、在住者なら自分の住んでいるエリアのローカル警察に行って紛失届か盗難届を提出すると、ポリスレポートが出るからそれを持ってこい」とのこと。

 

 

むむ。ローカル警察の場所はどこなんだと聞くと、「学校の近く(アンコールワット近く)だけど説明難しいから、その辺で誰かに聞いてみろ」と。

 

 

 

仕方なく、いろんな村人に聞きながら到着。いや、ここって僕の家からかなり徒歩圏内だし、さっきまでの時間は何って感じ・・・。

 

lost_passport (20)_1024ローカル警察

 

で、警察に入ると、「お前は外国人だからツーリストポリスに行け」とのこと。

いやいや、今そこ行って、それから空港前の警察行って、ここに行けと言われたから来たんだ」というと、うーん仕方ないという感じで作業開始。(100%クメール語の世界)

 

 

とりあえず、盗難なんだけど、紛失届じゃないと作業は進まないとのことなので、ジャーそれでいいよ(どうせお金戻ってこないし・・・)ってことで、レポート発行依頼(なんと無料!)。とりあえず、午後に取りに来いとのこと。

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lost_passport (11)_1024

 

 

午後、取りに行って、そのまま空港前の警察に行くと、今日(金曜日の16:00頃)はパーティだからまた月曜日の朝に来てくれとのこと。まあ、パーティなら仕方ないよね・・・

 

 

 

 

月曜日の朝8:00。空港前の警察に行くと、すでにお客様がおお揉め中。聞くと韓国人在住者がレンタカーを自分で運転中にひっくり返してしまい大破。写真を見ると完全に買いなおしたほうが早いレベルなのだが、その場合は7000ドル以上最低必要とのこと。

「そんなことはない、これなら2000ドルで直るし、俺の体も怪我してるんだ!お前の車のせいで事故したんだから治療費よこせ!」とマジ切れしていて、そのやり取りを待つ時間が約2時間・・・。

 

結局、この事件は全く解決せず、韓国人が仲裁に入った警察に対してブチ切れして机をガンガン叩き、そのまま話途中で「俺は払わねー!」って帰宅。レンタカー会社のカンボジア人が警察官と裁判所に行くしかないよねと話し合っていた。

 

 

 

そんな余談はさておき、自分の番が来たので、ローカル警察に発行してもらった紛失届を提出。クメール語で書かれた紛失届と同じ内容を英語に訳して再提出をし、スタンプを3つ押してもらい1時間ほどで発行終了。驚いたのがここでも発行手数料がいらなかったこと!時代は変わったなと実感。

 

 

さて、一番大変な作業は終わった、それでは他の必要書類を全部そろえましょうかねと。

 

 

続く・・・。

 

 

 

勝手なビジネス考察

今回の話。余談になるんですが、かなり高い確率で犯人はうちがお願いしているプノンペンの会計監査会社のスタッフ(インド人)。なぜそう思うかと言うと、なぜか自分の部屋にものすごくこそっと、音を立てないように入ってきていたのを見かけたから。(会社の建物の中に僕の部屋があるため、こそっと入れるから)

ううむ。さすがに部屋の中まで監視カメラもつけたくないし。困ったものです・・・。

 

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