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前回、フィリピン人容疑者3名が警察署に運ばれたところまで話は進みました。
そしてその夜22:00過ぎ。
明日の朝9時30分ごろから警察に来てくださいとのことです!
そして、その翌日、警察署での話となります。
(一部僕がいないところは、被害者から聞いた話となります)
少し遠くから、容疑者の顔をチェック。その後マジックミラールームに。
(マジックミラー越しに)彼らが犯人で間違いないですか?彼らは知らないと言い張ってるけど・・・。
間違いありません!あの男性がトムで、一緒にいる女性は料理を作ってくれた人で、もう一人は見たことないですね。
僕たちはなにもしてませんよ~。(で、ドアを開ける)ガチャ!ハッ!
ピンク・・・。(家に行ったときにピンクの帽子をかぶっていたから印象に残っている)
この人が、君たちにお金とアイフォンを取られたといってるけど・・・。
預かっていますが、戻そうと思っていましたよ!(半ギレ)
私たちは何もやっていません!!私は何も知らない!!夫は悪くないです。ブルネイ人がトランプで賭けしようと言い出して・・・。(ここからずっと号泣)うわぁぁぁ~~!
とりあえず、詳しく話を聞かせてください。 弁護士に知り合いがいれば呼んでもらってもいいですよ。
それから、1時間が経過し、弁護士などが到着。
カンボジアの法律通りに処罰してください!そしてとられたものを返してほしいです!
私は何も知らない!!夫は悪くないです!ブルネイ人が・・・。う わぁぁぁ~~!
俺たちもブルネイ人にお金とられたんだ。被害者なんだよ・・・。
被害者がお金をATMから下ろす時の様子、カメラにもはっきり写ってますよ。
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さらに1時間経過。
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(ケンタッキーフライドチキンを箱でいくつか持ってきて)警察の皆さんもお腹空いたでしょう。どうぞ~。
お、気が利くな、俺にもくれ。(バクバクバク。コーラをゴクゴクゴク)
ムカッ!(反省の色が見えない。ちなみに私たちの分はない)
お金はかき集めてきました・・・。携帯電話は・・・。
$100で、携帯電話屋に売っぱらったから、もう無いよ。
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さらに1時間経過。
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とりあえず、今回はトムのみですが、今後カンボジアの法律で裁くことになります。先ほど押収したお金はあなたに戻しますね。
で、受け取り風景を記念撮影。カシャ!(一部写真公表NGのため、途中から写真なしです)
被害者本人はまさにこの日の夜22:00のフライトで帰国だったのですが、とりあえずお金(総額$1200)に関しては回収できたので良かったということで。(ただし、携帯、空港で借りてきたWi-Fiルーターは回収できず・・)
ちなみに、州警察本部に飾られている写真がこちら。
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この写真は被害者が無事お金を取り戻した写真。
数日後には、犯罪者の写真や被害者の写真もこんなに飾られるのかもしれませんね。
とりあえず、今回捕まったのは1人、フィリピン人の通称”トム”さんだけです。共犯であるモナさんや、
第2被害者の犯人は全く捕まっていない状況です。
(今回紹介した2人の被害者以外にも何人か同じ被害にあっているという話を聞いています。多くの人は滞在期間の関係で警察にも報告していない、もしくは警察に報告いったけど、何も進まず帰国となっているようです)
まだまだ安心できない状況なので、観光時はご注意くださいませ!
勝手なビジネス考察
前回に続き、補足2なんですが、シェムリアップにはアンコールワット近くにオフィスのあるツーリストポリスと、空港近くにある州警察本部があります。州警察には外国人課があり、今回は州警察と担当官がきちんと動いたからこの結果が出たんでしょうね。
とは言え、観光客が通常行くのはツーリストポリスとなり、今回のケースは本当に稀なのでご注意ください。
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YOICHI KOMATSU
凄い経験ですね。まるで刑事ドラマに出てくる探偵みたいですね。 被害者は、本当に運が良かったのでしょう。 因みに私のフィッピン人に騙された被害もお願いしようかな?