２年ほど前、カンボジアのシェムリアップに「ブティックドミトリー高知家」というゲストハウスをオープンしました。
| こんにちは。シェムリアップの案内人・西村です。 本日は、ずっと前の記事（2014年2月14日）、「新ゲストハウス立ち上げの巻（ついでに立ち上げスタッフ募集の巻） 新ゲストハウス立ち上げの巻 ～その後～ カンボジア／シェムリアップ特派員ブログ | 地球の歩き方 - 地球の歩き方特派員ブログ |
その時は、試行錯誤＆計画不十分問題（１０年住んでいた割にカンボジアを甘く見ていた僕の責任）もあり、工期は１０か月に及び、無駄にお金が減少し（つまり家賃だけは１０か月無駄に飛んでいるんで）、かなり心が折れる思いをしました。
しかし、人間というのは本当に面白くありがたい生き物であり、喉元過ぎればなんとやらで、その時の苦痛はトラウマ感がありつつ、覚えていても、またどうにかなるさと思ったりもするんですよね。
ってことで、また同じことを前回は合計４５０００ドルも無駄にかけてしまったので、今度は低予算（本当は３０００$位を希望だが、どうせ無理だろうし、でも最大１万ドル以上は使わない）で！やってみようと思い「高知家２」計画を始動しました。（今回は前回の轍は踏まない！と決めている）
今回の場所はナイトマーケットのすぐ近くの３階建てのおんぼろゲストハウスです。
もともとトルコ人とカンボジア人カップルがゲストハウスをやっていたのですが、オーナーとご近所さんと結構喧嘩することが多く、とうとう追い出されたといういわくつき物件であり、建物のレイアウトは最悪の物件です。
実は２年前に「高知家」を始める時にこの物件も見たのですが、あまりのレイアウトの悪さでやらないことを決めたのでした。（ただし、トルコ人夫婦がある程度塗装などはやってくれているので以前よりはマシに感じる）
２階 吹き抜け空間と小部屋（トイレ無し）と中部屋（トイレ無し）とトイレと急階段
３階 小部屋（トイレあり）３室と無駄に広い空間と、なぜかトイレとベランダ
この物件をこんな感じにしたいのである。
↓
１階 吹き抜け（半分）ロビーとドミトリー２部屋とトイレ・シャワー
２階 吹き抜け（半分）とラウンジとドミトリーとトイレ・シャワー
３階 小部屋（トイレあり）３室と無駄に広い空間
ちょっときれいに作ってみたらこんな感じ
ちなみに現状がこちら。
という物件が、今後どう変わっていくのか・・・。
一応、前回の業者にお願いし、工期２ヵ月で終わる予定ですがどうなることやら、今から不安です・・・。（ちなみに今でも「高知家１」は赤字だし・・・。）
ご興味ある方、ちょっと手伝ってもいいって方、是非ご連絡くださいませ。
ビール一杯奢りますので～。
勝手なビジネス考察
今回は絶対に１万ドルを超さない範囲でやるっと決めていたのですが、工期２ヵ月と分かった瞬間にまずアウトと分かってしまった状態です。もちろん大きな内装工事をせず屋根の部分だけ直せばそのままオープンもできるのでしょうけど、自分がデザイン出来ない物件は面白くもないし、好きになれないのでNG。あとは今後どれくらいまで予算が抑えられるかが焦点です。
それにしても、これほど観光客がいない状態で２号店出すのは怖いなーとマジで思っています。が、思い立ったが吉日という言葉もあるし、ビジネスは物件ありきだし、とりあえずやってみて考えることにします。ううむ。賽は投げられた（カエサル）ですな。
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