あさま山荘事件、ご存知ですか?たぶん、40代以降なら、なんとなく聞いたことがあったりするとは思います。
この事件、長野県の軽井沢の別荘地にて1972年2月19日~2月28日にかけて連合赤軍5人が人質をとり立てこもり、死者3名、重軽傷者27名を出しました。
僕自身、生まれる前の事件となり、また当時(今もだけど)、赤軍やら左翼やらと言われてもよく分からなかったのですが、たまたま新幹線に乗っていて軽井沢近くを通ったので、ふと降りて自転車で訪問してみました。
* 2月末訪問なので、夏の観光シーズンは異なるかもしれません。
東京から軽井沢への行き方
東京から、「北陸新幹線」で出発。片道1時間20分程、5910円で軽井沢駅に到着。
そこからバスも出ていますが、バス停から歩くと30分程かかるので、駅で自転車を借りましょう。
大体500円ぐらいでレンタル可能です。
軽井沢駅からあさま山荘へ
駅からあさま山荘までの道はとりあえず駅を出てプリンス通りを南下し、レイクニュータウンへと向かうのですが、ちょっと分かりづらいのでグーグルマップを利用しましょう。
プリンス通りにあるレッカーサービス110を右折します。
しばらく進むと、浅間山荘事件記念碑(治安の礎)があります。
記念碑から500メートルほど進むとレイクニュータウンに到着します。
レイクニュータウンからあさま山荘へ
あさま山荘までのルートを説明することはかなり難しいので、グーグル地図を見ながら進みましょう。(ちなみに自分が訪問した際にはグーグル地図に出ていなかったのでかなりぐるぐると周りました)
アジリ軽井沢と言う宿があるのですが、その横の道を抜けていきます。道を間違えなければ15分ぐらいで到着するかと。
ところどころに謎のトーテムポールがあります。 あさま山荘すぐ近くには、事件で亡くなった方のための慰霊碑がありました。
坂を少し上ると、あさま山荘に到着。
鉄球で破壊された後は修復されてますが、建物自体が古くなっているので新しいヒビが入ってますね。
ちなみに、よくテレビで放送されていた下から見た感じはこちらです。冬なので建物は見えますが、夏は森が茂って見えなくなるようです。
ちなみにネット情報によると、こちらの建物、現在は中国企業に購入されたものの、何にも使われていないようです。
あさま山荘事件を詳しく知りたなら
山本直樹さんによる当時の事件をリアルにマンガにした「レッド」も販売されています。これは興味がある人にはたまらない作品となっていますので、是非!
そして、あさま山荘の話がまとめれた「レッド最終章」です。
あさま山荘訪問後に購入したのですが、先に読んでおけばよかったなと思いました。
当時の再現番組
勝手なビジネス考察
リアルタイムでは見てないですが、定期的にある番組であの事件は脳裏に焼き付いてます。
現在もほとんど利用されていないようなので、個人的には、後世に残るようにプチ博物館みたいな形ででも活用してほしいものです。とは言え、運営費問題もあるので、宿としての利用も兼ねて、その収益を運営補助にあててみてはどうかと思ったりです。