アジアの吹きだまり宿、プノンペン伝説のゲストハウス「キャピタル」は今も「キャピタル」であった。

バックパッカーとしてカンボジアに来た日本人で知らない者は、「もぐりパッカー」と言われるほどのレジェンド宿「キャピタルゲストハウス」。

 

 

1990年代～2000年初頭の間は、ろくでもない親父やろくでもない詐欺師が集まり、大麻の臭いがどこからか流れてくる、ろくでもない宿でした。

僕自身も12年ほど前に泊まっていたんですが、「シハヌークビルに土地があるから買わないか？」「女の子（幼児レベル）が安いんだよね～」的、よれよれTシャツを着た日本人親父から、いろんな説教を受けた記憶があります。

 

 

 

そんな、伝説のゲストハウスに、久しぶりに泊まってきたので簡単なレポートを。

 

 

外観はきれいになってる階段を登るとレセプションだが、昔から変わらない。値段設定は以前と比べると値上がってますが、それでも個室1泊4$から。狭い通路。以前はどこからか大麻の臭いが漂ってきてましたが、今はもう臭ってこない・・・。 テレビ付きのエアコンツインルームは1泊12$。12年前に窓無しファンルーム（4$）に、バスが一緒だっただけの日本人と一緒に泊まって割り勘したこと思い出します。トイレ、シャワーはこんな感じ。歯ブラシ、石鹸もついてます。

公共ベランダからの風景。朝はむちゃくちゃな喧騒なのですが、それがアジアっぽくてうれしい！1階にいは宿のツアーやシェムリアップ、バッタンバンなどへと向かうバン、バスなどのチケットセンターがあります。チケットカウンターの横にはレストランも。値段はまだまだお手頃で1$～です。  ちなみにすぐ近くにキャピトルツアーのバス会社とバス停があるので便利なんですよね。

 

 

 

と、いうことでざっくりですが、12年たって変わったのは、そんな親父が激減し、健全なバックパッカーが増えたなーってことくらいで、あとはほとんど変わらないな～というのが雑感。

また、宿自体は普通に快適？な滞在が楽しめます。

 

 

ちなみに、日本人バックパッカーにとって、カンボジアのレジェンドゲストハウスはプノンペンだと「キャピタル」、シェムリアップは「タケオゲストハウス」となります。

 

ご興味ある方、是非滞在してみてください。

 

 

あ、ちなみにこんな日本人宿もあるので第二チョイスで是非！

 

 

勝手なビジネス考察

なんとなく、あそこに行けばあれがある。あの人がいるって言う感じっていいですよね。戻ってきたな～って思える場所。

多くのバックパッカーにとって、ここはそんな宿なんだろうなと思います。10年後にまだ残っているかどうかは分からないですが、このまま残っていてほしいものです。

 

 

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