先日、在カンボジア日本国大使館より、カンボジアでの邦人犯罪被害についての情報が配信されましたので、カンボジアにいらっしゃる方、在住の方、ご確認のうえ、安全に気をつけてください。

 

 

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カンボジアにおける邦人犯罪被害ついて

(1) 邦人犯罪被害件数 (2015 年1月~9月)

 今年1月~9月の間 に当館で把握した 邦人犯罪被害件数は 61 件であるが、 この数字はあくまで当館に相談や申告があった件数であり、実際はこの数倍被害があると思われる。

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邦人被害犯罪別発生状況 (61 件中)

ひったくり 28 件(うち旅券被害 19 件)

○ 男女別被害者数
   男性 16人 / 女性 12人
○ 在 留・短期滞別被害者数
   在留邦人 8人 / 短期渡航者 20 人
○ 発生地域別被害件数
   プノンペン  26件 / シェムリアップ州  2件
○ 移動形態別被害件数
   徒歩中 16 件 / トゥクトゥクに乗車中 10 件 / 自転車で移動中 2件
○ 犯人の犯行時の状況
・ オートバイに乗車中 27 件 / 徒歩 1件
○ 被害者のバッグの所持方法
・ 27 件中4件はバッグをタスキ掛けして移動中の被害
○ 特異な方法
・ シェムリアップおいて、自転車で移動中オートバイに乗った3人組に自転車を倒されて転倒している際バッグをひったくられた。
・ プノンペン都内の川岸で、 15 歳前後の子供3人にポケット手を入れらたため、逃げたところ追い掛けられ、所持していたiPadをひったくられた。

いかさまカード賭博詐欺 14 件

※ いかさまカード賭博詐欺とは、東南アジ系男女が主にプノンペン都内の観光地やマーケットなどにおいて、主に邦人旅行者に対して親げに話し掛け自宅での食事に誘った後いかさま賭博を持ちかけ、最終的に金品をだまし取るもの。

○ 男女別被害者数
 男性 12 人 / 女性 2人
○ 在留・短期滞別被害者数
 在留邦人 1人 / 短期渡航者 13 人
○ 発生地域別被害件数
 プノンペン 14 件
○ 被害者が最初に疑声を掛けられた場所
 王宮付近 3件 / イオンモール内 3件 / 国立博物館付近 2件 / 独立記念塔付近 1件 / オールドマケット 1件 /  徒歩で移動中 4件
○ 国籍(自称) ・男女別被疑者数(声を掛けてきた被疑者)

 タイ人男性 2人 / タイ人女性 2人 / インドネシア人男性 2人 / インドネシア人女性 1人 / インドネシア人男女 1組 / マレーシア人男性 2人 / マレーシア人女性 1人 / カンボジア人男性 1人 / 不明 2人

○ 何と声を掛けられたか?(例)
 「これから家でご飯を食べないか。」
 「家で誕生日会をす るので一緒にどうか。」
 「以前、日本の大阪に妹が住んでいたことがあり、その友人から日本語の手紙を受け取って読めないため、妹の為に家に来て手紙を読んでほしい。」

 「今度妹が日本に行くので家で相談に乗って欲しい。」
 「これから日本で働くので漢字を教えて欲しい。」

○ 被害額及び品について
・ 高額被害は 20,000 ドル1件、 15,000 ドル1件
(上記はいずれも、最後に相手が大金を掛けてきて、同じように上記金額を掛けないと負けになってしまうと言われ、一度日本戻り、 現金を持参した上でだま し取られたもの)
・ 現金以外の被害品は iPhone 、iPad 、デジタルカメラ、日本の携帯電話、デビットカード等

侵入盗 7件

○ 発生地域別被害件数
 プノンペン 7件
○ 場所別被害件数
 ホテル内 5件 / 自室内 2件
○ 時間帯別被害件数
 日中 3件 / 夜間 4件
○ 在不別被害件数
 外出中 3件 / 在室(就寝)中 4件

○ 盗難方法 (例)
・ 外出先からホテルのベッドマット下に隠していたバッグ中に入れてあった現金200 ドルのみが無くなっていた。
・ 外出先からゲストハウスに戻ったところ、部屋おいていたバッグが無くなっていた。
・ ホテルに就寝中にハンガーを使用されてバッグを盗難された。
・ 自室で就寝中に棒のようなものを使用されてバッグ盗難された。

 

置き引き 6件

○ 男女別被害者数
 男性 6人
○ 在留・短期滞別被害者数
 在留邦人 2人 / 短期渡航者 4人

○ 発生地域別被害件数
 プノンペン 5件(ソリヤモール内1、 レストラン5件(ソリヤモール内1、 レストラン5件(ソリヤモール内1、 レストラン5件(ソリヤモール内1、レストランセントラルマーケット内1件、作業現場内1件、ゲスハウス1件)
・ シェムリアップ州 1件(ゲストハウス内)

 

すり 4件(うち旅券被害1件)

○ 男女別被害者数
 男性 2人 / 女性 2人
○ 在 留・短期滞別被害者数
 在留邦人 1人 / 短期渡航者 3人
○ 発生地域別被害件数
 プノンペ都 4件
○ 発生場所別被害件数
 イオンモール 内 1件 / オリンピックマーケト内 1件 / オートバイタクシで移動中 1件 / 長距離バスで移動中 1件

強盗(昏睡) 1件

 男性短期渡航者が、深夜プノンペン市内のホテル1階のバーで飲酒していた際、自称トルコ人及びスリランカ人に声をかけられ、一緒に飲酒した後、3人で飲酒するため外出したが泥酔。気づいた時はホテルの自室であったため所持品を確認しところ、現金100 ドル及びキャッシュカード1枚が無くなっていた。

 

恐喝 1件

 男性短期渡航者が、日中、セントラルマーケットを散策中に自称カンボジア人の男性から自宅で昼食に誘われて昼食を食べた後、自宅にいた仲間からお金を出せと脅され現金500ドル及びカメラを取られ、暫くその自宅で監禁状態にあり更にその後、クレジットカードで300ドルを引き出すように言われ、言われるがまま300ドル引き出して渡して解放された 。

 

犯罪被害防止対策

路上・店内犯罪(強盗、ひったくり、すり、置き引き)被害防止対策

徒歩による移動中おいて
○ 外を歩く際は、出来る限り手荷物を持たないようにし、可能なかぎり両手を自由にしておく。
○ やむを得ずバッグ等を所持する場合は、高価なバッグ等は避けてバッグ本体を車道側に下げない。
○ バッグの中には高価なものは入れない。不必要に多額の現金を持ち歩かない。又、ズボンの後ろポケットに財布を入れない。

○ バッグは肩に掛けているとひったくられやすく、また、タスキ掛けにした場合は取られくい反面、強奪された際に負傷する可能性が高いことを認識する。※ タスキ掛けにした場合は両手で抱える。
○ 夜間の徒歩による外出はできる限り避け、日中でも徒歩による移動は控える。
○ 女装した男性や子供による抱きつきすりも報告されていることから、近付いてくる女性や子供を安易に受け入れない。

車両(トゥクトゥク)による移動ついて
○ トゥクトゥクを利用する場合には、出来限り利用したことがある信頼できドライバーに依頼する。或いはホテルやレストランの従業員に顔見知りの運転手を呼んでもらう。
○ 乗車中、バッグを人目に付きやすい車内の椅子の上や膝上に置かない。バッグは手でしっかり抱きかかえる、またタスキ掛けにする等の方法によりひったく犯狙われにくいようにする。

レストラン等の店内において
○ 席を離れる時は貴重品やバッグをその場に置かないで持ち歩く。
○ バッグを隣のイス等に置いた場合、 置き引きの危険性があるため膝の上に置く、又は食事中もタスキ掛けしたままにして身から離さない。

 

侵入盗被害防止対策
○ 出入口ドアに鍵(チェーンロックも取り付ける)を2個以上備え、外出・就寝時は確実に施錠する。
○ 外出中でも部屋に貴重品をしたままにしない。必ず施錠金庫等に入れておく。
○外出・就寝時も窓を開放したままにしない。

 

いかさま賭博防止対策
○ 旅行中や滞在先に知り合った見らぬ人の誘い応じて一緒に行動したり、宿泊や食事を一緒にしない。
○ 知り合った人物に安易自分の宿泊先や連絡、滞在を教えない。

 

犯罪(強盗、ひったくり)に遭遇し場合

けん銃やナイフ等の凶器を使用した強盗犯人に遭遇した場合
○ 絶対に抵抗しない。
○ 両手を挙げて無抵抗の意思を示す。
○ 犯人を追跡せず、直ぐに警察に連絡する。(周囲のカンボジア人に助けを求めて警察に通報してもらう。)

徒歩や自転車で移動中にひったくり被害に遭った場合
○ 可能な限り犯人が武器を持っているかどうかを確認し、犯人が武器を持っているのを確認した場合や、持っているかもしれないと感じたりした場合は絶対に抵抗しない。

 

情報収集

心掛けること・・・カンボジアの情勢を常日頃からよく理解しておく為に、現在どのような事件が起きているか、外国企業に対する脅迫事件は起きていないか、外
国人の誘拐事件は起きていないか、日本人や日本企業に対してどのよう
なイメージを持たれているかなどにつき常に目を光らせ、日頃から情報
を収集しておくこと。

情報収集方法
○ 現地新聞、ラジオ、テレビ、インターネットなどの公開情報
○ 当館ホームページ(http://www.kh.emb-japan.go.jp/
○ 当館からの在留邦人宛て一斉メール
○ 外務省海外安全ホームページ(http://www.anzen.mofa.go.jp/

 

それにしても、一番驚いたのがトランプ詐欺の被害者の話です。

高額被害は 20,000 ドル、15,000 ドルで、一度日本戻り、 現金を持参した上でだま し取られたという話。

誰か、「それ、お前騙されてるよ!」と言ってあげられる人が周りにいなかったのか・・・、それが驚きですね。

 

勝手なビジネス考察

本当に、いろんな被害が出てますが、届け出の多くがプノンペンという理由は、プノンペンでの犯罪が実際多いという事実以外に、短期旅行者の多いシェムリアップからだと大使館まで届出できる時間がほとんどないため、結局泣き寝入りとなっているケースが多いと思われます。

実際、身の回りでもそんな話よく聞きますしね。

 

 

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