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四国の誇る、カミーノデサンティアゴ(サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路・スペインにある世界遺産)四国八十八箇所廻りへの巡礼者の数は年間10万~30万人と言われ、うち実際に歩いて回る遍路は2500人から5000人程度と言われています。

 

そんなニッチな歩き遍路話がマンガとして発行されたのが、こちらの「アルキヘンロズカン」(しまたけひと著)です。

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四国八十八カ所の寺を巡れば願いが叶うと信じられる“遍路”。学生、外国人、時に逃亡者。彼らはいったい何を願い求めて歩くのか。漫画家として行き詰まっ た男と、いつも仏頂面で無職の女。それぞれがそれぞれの理由で四国遍路旅に出て――。著者が実際に四国遍路で聞いて見て経験した様々な出来事を元に描い た、あらたな旅コミック! by AMAZON

 

と書いてある通り、実際に著者が歩いて回り、そこで出会った人々(悩む者、出会い探しで参加する者、心に闇を抱える者、そしてそういった人たちを捕食しようとする人々などなど)の話、お遍路が生み出す問題など、良い面も悪い面も紹介しています。

 

実際に、高知県で生まれ、長く住んでいて、お遍路さんを見かけることはあっても、きちんと話をする機会はめったにないので、彼らに関する面白い/ヤバいエピソードが出てくるので、あの時見かけたあの人も、こういう感じだったのかな~なんて妄想が膨らんできたりしますね。

 

また、著者によるお遍路の視点で見た四県それぞれの県民性なども紹介されており、四国の者ならば一度は読んでおきたい作品でもあります。

 

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こちらの本、実際なかなか書店では見つからないのですが、電子書籍、もしくはアマゾンで中古本などを探すと見つかります。

 

僕の場合、イケハヤさんの記事でこのマンガの存在を知り、そのまま電子書籍で購入しました。

 

うちの宿(はりまや橋ゲストハウス)のテーマの一つに、お遍路もあるので、このマンガを宿のお客さんにも読んでほしいなーと思いブックオフなどを探しまわり数冊購入。(さすが高知県、売ってました)せっかくなので先日、著者のしまたけひとさんに連絡してお会いし、サインを頂き宿においてます。

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キンドルで540円、コミック中古だと300円台からあるのでご興味ある方是非!

 

勝手なビジネス考察

これを読んで初めて、職業遍路という人たちが存在することを知りました。どんな世界にもプロがいるんだなと感じた次第です(いい意味でも悪い意味でも・・・)。またお遍路向けのグッズ(菅笠、金剛杖、白衣)、納経帳のオークションがあることや納札の種類と価値、いろんなモノがビジネスに繋がってますね。

 

 

① 「高知家の家族は、みんなぁがスターやき。」

② 高知家サイトへのリンク http://www.kochike.pref.kochi.lg.jp/~top/

 

 

高知県にある「はりまや橋ゲストハウス」。高知観光時にお気軽にご連絡ください。 ここをクリック!

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