前回は日本のゲストハウスで働く場合の業見内容を書いてみましたが、今回は海外バージョン(カンボジアだけど…)です。
【第一前提】日本人は日本人で無ければ出来ない部分を担当すること!運営・金銭・接客部分が大事!
毎日~週2回程度でやること
- 電話、メールなどによる客室予約の管理、その他各種手配業務(一部日本人、一部現地スタッフ)
- 受付、接客業務(チェックイン/チェックアウト/お客様との交流)(一部日本人、一部現地スタッフ)
- 清掃、備品管理、補充などの指示、確認(現地スタッフ)
- 情報収集、配信(フェイスブック、ブログなどで宿/観光などの情報を)(日本人スタッフ)
- 他のスタッフとの情報共有ミーティング(全体)
- オーナーへの業務報告/売上入金など(日本人スタッフ)
- 各種旅行関係手配(全体)
- 飲食サービス、メニュー開発など(全体)
月1~2回程度
- 広報業務(各種チラシ、制作物の配布などを地元の観光局やインフォメーションセンターなどへの配布など)(一部日本人、一部現地スタッフ)
- 会計入力作業(一部日本人、一部現地スタッフ)
- 月次レポート提出(日本人スタッフ)
- 各種オンライン販売サイトの確認など(一部日本人、一部現地スタッフ)
- 他のゲストハウスや同等クラスの宿泊施設の動向チェック(日本人スタッフ)
- 税務局への申告・支払い(一部日本人、一部現地スタッフ)
年2~6回程度
- 紙媒体、ネットなどへの広報活動(日本人スタッフ)
- 宿オリジナルのイベント企画(日本人スタッフ)
- 地域交流イベントへの参加(日本人スタッフ)
- お客様配布用地域マップの作成・更新(日本人スタッフ)
- 季節に合わせた模様替えやイベント企画(日本人スタッフ)
年1回~
- 税務局への申告(現地スタッフ)
- 商業局にライセンスの更新(現地スタッフ)
- 観光局にライセンスの更新など(現地スタッフ)
- 雨季の間(暇な時期)に施設のリノベーションやペイントなど(一部日本人、一部現地スタッフ)
その他(不定期)
- ワーカウェイスタッフ、パートタイムスタッフの指導など(一部日本人、一部現地スタッフ)
- 備品、施設メンテナンスなど(現地スタッフ)
- その他、ゲストハウスを成功させるためのアイデアの共有など(一部日本人、一部現地スタッフ)
あとは各ゲストハウスの規模や施設、そしてエリア(国違いなど)によりやるべきことは変わってきますが、基本的にはあんまり変わらないと思います。
ちなみにこの中で一番大事なのが、接客であり、そこで働く人となりますす。
どんないい箱でも、そこが欠けるとすぐに業績に反映され、ゲームオーバーとなります。
勝手なビジネス考察
カンボジアの場合、考えなければいけないのはコスト問題です。日本人が食べてけるくらいの売り上げを出すには自分の給与とカンボジア人給与のをきちんと認識して業務を行っていかないといけません。また日本人よりもカンボジア人のほうがスムーズに行くものはカンボジア人に任せること。ただし必ず確認を行うこと。任せっぱなしだと何も進んでいないことも多いですから。
次に、日本のように自分がやって見せることで、みんな同じようにやってくれると思うは間違い。最初の1回は一緒にやったほうがいいいですが、それを毎日やると、「あー、これは彼(日本人)が好きな仕事だから、私たちはやらないほうがいいわね!(善意)」的になり、何もしなくなることも。
また長く住んでいると、日本人としての意識が下がっていき、これぐらいでいいかな~的になってきます。旅慣れたお客様ならいいですが、直接日本から来る人でアジアは初めてというもいますので、日本とのギャップをあまり感じさせないような意識(服装・態度など含む)が必要ですね。
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