前回の話の続きで第3週目、最終回です。えー、タイトル通り、おめーの話なんかどうでもいいんだよレベルの自分の日本一周の話＆行程などです。（ほとんど僕の旅メモみたいなものです）
前提： 日本滞在期間約1ヵ月程度の予定、JRパスは21日券を購入。目的はおぼろげに日本一周とした。
2月28日 （JRパス15日目） 長野→軽井沢→新潟
朝： 知人の車でスノーモンキー見学に地獄谷野猿公苑に。外国人旅行者むちゃくちゃ多い。このエリアでゲストハウスやると冬はお客さんが多いだろうなと思う。先日、金沢の宿で、サムライルートって言うのが西洋人旅行者の間で人気なんだよと聞いたが、本当だった。
昼： 近くの駅で降ろしてもらい再び出発。電車から新幹線に乗り換え、次にどこに行こうかと考える。次は軽井沢に停止とアナウンスが流れた。高知で生まれ育った者にとって、軽井沢は何となく別荘地と言うイメージしかない。何かあるかなとネット検索すると、赤軍で有名な浅間山荘があると書いてあったから駅で降りた。インフォメーションセンターで、ざっくり行き方を聞いて、レンタル自転車（1日500円）で出発。アップダウンも激しく、自転車で来たことを後悔しつつも無事発見し満足。それにしてもなぜこの町のタクシーは全部黒色なのか。
新幹線に乗り、次の目的地を悩む。実は29日発の中国武漢行き航空券を購入済みで、戻りは3月2日となる。東京で宿も予約済み（2400円）。日本一周するならこの3日は痛い。
武漢に行こうか東北に行こうか悩む。そんなタイミングでFBで新潟在住の元同僚から飲もうと連絡あり、上越新幹線に乗り換えた。武漢行きチケットは捨て、日本一周で決定。
夜： 新潟到着。駅前に懐かしい「What’sマイケル」発見。全国チェーンの居酒屋で夕食を取る。
宿： シングルイン新潟第3 1泊3000円 飛び込み。
2月29日（JRパス16日目） 新潟→岩手→青森→北海道函館
朝： 新潟の見どころを検索。興味を持ったのは佐渡。でも雨だし時間もきつい。近くのドカベンストリートを見学し、北海道に行くことに決めた。上越新幹線から東北新幹線に乗り換える。それにしても東北新幹線と北海道新幹線がそっくりすぎる。
昼： 岩手県盛岡に降りた。本当は気仙沼などの震災エリアに行こうかと思っていた。東日本大震災後、地域活性には観光客が来ることが大事であるから。素通りだと意味もないから、次回改めて車をレンタルしていくことにした。
せっかくだから盛岡八幡宮を観光し、じゃじゃ麺を食べた。五千円札の新渡戸稲造って盛岡出身だったんだ・・・。
新幹線で新青森に、その後特急「スーパー白鳥」に乗り換え北海道函館に。3月26日には北海道新幹線が開通し、この列車もなくなるとのこと。最後に乗れてよかった。
夜： 函館駅に到着。雪が降っていて寒い。それにしてもどこの駅でも「祝！北海道新幹線開通」の看板ばかり。地元経済活性に期待が高まっているなと思う。北陸新幹線並みのブームとなるかは怪しいと感じる。札幌まで新幹線が開通すれば本当に活性化されるとは思うけど函館までだとちょっと厳しいかなと。
夕食は、近くにある屋台村で。到着が遅く、開いてる店は少なかった。入った店で東京から移住してきた人と、店主と飲む。函館のお薦めはと聞くと、「ラッピ（ラッキーピエロというご当地バーガー屋）」と「やきとり弁当」はマストだと言われた。他に何かあるのかと聞くと「金森赤レンガ倉庫」だとのこと。
宿： ホテルサンシティ 1泊3500円 飛び込みで入ると5000円ですと受付で言われた。予約サイトだと3500円だけどと伝えると、今、Booking.com で予約してもらえば3500円で泊まれますよと言われた。僕としてはどっちでもいいけど、予約サイト経由でコミッション取られるよりは、ウォークインでその値段で泊めたほうがホテルにとってメリットあるだろうにと思ったりする。
3月1日（JRパス17日目） 北海道函館→栃木県日光
朝： 電車（1日乗り放題券が600円）で五稜郭に向かう。中国人旅行者が多いと感じた。そのまま、「ラッピ」でバーガーを食べた。五稜郭前の店舗だったが、ここ本気ですげえなと感動。
昼： 気になっていた北島三郎記念館に。入場料1540円と高く、前日に一緒に飲んだ人たちも行ったことがないというから、行ってみようと思った。それにしても、サブちゃんロボットすげえ。客は僕だけだった。金森赤レンガ倉庫に行く予定はなかったけど、たまたま歩いていたらあったので入る。それにしても雪だ。電車乗り場まで歩いていると「やきとり弁当」の店があった。これも運命、ついでに購入した。元同僚から栃木の世界遺産「日光東照宮」においでとFBで連絡があった。函館から栃木県小山駅まで一気に南下し合流。
自動販売機で、北海道新幹線開業記念特別ジョージア缶発売と書いてあったので、いつもは飲まないけど購入。裏に「ゆきちゃん」がちょこっとプリントされてただけだった。なんか悔しい。
夜： 車で日光まで移動。予約サイトで日光東照宮近くの宿を検索。いくつかあるが、ゲストハウスはほとんどチェックイン時間に間に合わない。駅前のゲストハウスに飛び込むと、近くに遅くまで開いている宿があるよと教えてくれた。
宿： 日光山バックパッカーズイン 1泊2490円。店締め後、アルバイトのお姉さんとみんなで飲む。良い宿だ。
3月2日 （JRパス18日目） 栃木県日光→東京
朝： 宿のオーナーさんがわざわざ挨拶に来てくれた。いろんな出会いがあるのが嬉しい。世界遺産「日光東照宮」に。輪王寺三仏堂の改装工事のための囲っている建物が凄い。これだけでかなり費用掛かっている。東照宮には多くの西洋人、中国人旅行者がいた。「眠り猫」「鳴き竜」ともに、1個500円やら1000円やら、僕にとって結構高いなと感じたお守りなどのお土産が、外国人旅行者にも良く売れていた。
昼： 鬼怒川温泉に。廃業した温泉旅館が多いが、ゲストハウスクラスやバイカー宿なら需要がありそう。外国人旅行者もちらほら見かけた。
夜： 新幹線で東京に移動。
宿： GRIDS日本橋東 1泊2310円（Booking.com 予約）
3月3日 （JRパス19日目） 東京→京都
朝： ちらっとMTG1。
昼： 元同僚と昼食。その後別件でMTG2。空がオレンジになり始めた頃、新幹線で京都に移動開始。京都にした理由は、三重の世界遺産「紀伊山地の参詣道」が時間かかると分かったからから。京都の世界遺産に行っとこうと思っただけ。
途中、富士山が見えたので嬉しい。毎回必ず見逃したり、曇ってたりした。
夜： 京都到着。 新幹線に乗っている間に見つけた宿に歩いて向かう。駅の出口が反対方向に降りてしまい、とんでもなく遠回り。京都タワーが見えた。
宿： 栞庵 1泊1490円（Booking.com 予約） いろんな国籍の旅行者が集まっていた。男性ヘルパーさんが頑張っていたのが印象に残っている。
3月4日 （JRパス20日目） 京都→高知
朝： 宿で自転車をレンタルし観光。北野天満宮で梅の花を見る。世界遺産「鹿苑寺（金閣寺）」では、海外からの旅行者がものすごく多かった。京都の町は平坦なように見えて、自転車で回ると思ったよりも大変。
昼： 東本願寺、世界遺産「教王護国寺（東寺）」で五重塔を見学。世界遺産「古都京都の文化財」って多すぎだし、思ったよりも広範囲なんだと今さら気づく。新幹線で京都から岡山に。 
夜： 岡山からはアンパンマン号特急で高知。家までは無事にバスに乗れた。
3月5日 （JRパス21日目・最終日）
朝・昼： 税務関係雑務
夜： 高知でマンガ甲子園開催。いろんな漫画家とのおきゃく。なぜか朝3時まで、出会ったばかりの先生（漫画家）と飲んでいた。
3月6日（JRパス終了後のおまけ）
朝： 動けない。
昼： サイバラ電車のお披露目会＆電車で西原理恵子先生とおきゃく（宴会）があったが、動けない。新保さんすみません。（写真は後日撮影。高知市を走ってます。）
夜： 動きたくない。
と言う感じに、日本一周？をしてきたのですが、思ったのが、「日本一周の定義って、一体何？」ってこと。
とりあえず、北海道から沖縄までのメインの島を縦断することなのか、それとも47都道府県で一度でも電車を降りればいいのか…？
世界一周だと、とりあえず東回りか西回りでぐるっと一周すればいいだけで、それでも「僕は世界一周しました！」とか言えるんですよね。
以前、4～5ヵ国に訪問しただけで世界一周旅行者って語っている人もいた・・・。
考えれば考えるほど不思議ですし、誰かに明確な定義を作ってほしいなと思います。
とりあえず、いろんな意味で勉強になった21日間でした。JRパス、ありがたやありがたやです。
勝手なビジネス考察
今回、行こうと思って行けなかったのが、足利山の金太郎、猫島、高野山、恐山、気仙沼、屋久島、鳥取砂丘、鎌倉の大仏、富士山でした。これらはまた次の機会に置いとこうと思ってます。全部見てしまうと、後の楽しみがなくなるので・・・。
今のところ、JRパスは海外でしか買えないのですが、近い将来、日本国内でも販売開始される模様です。そうなるともっと経済に活気が出てきそうですね。うちの会社（販売代理店）にとっては悲しい話ですけどね・・・。
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