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職務内容等

派遣期間/業務期間/委嘱期間 本件の契約期間は2024年2月1日~2026年1月31日までの予定です。なお、派遣時期及び派遣期間については、変更の可能性もある点をご了解ください。契約開始月には約2週間の赴任前研修(オンライン)を受講した後に赴任します。契約時期及び赴任期間については、変更の可能性もある点をご了解ください。派遣国での業務遂行を想定していますが、治安上の理由等により、契約期間、業務内容、勤務地等が変更となる場合があります。
募集分野 援助アプローチ/戦略/手法;多岐にわたる分野

JICAからのひとこと

内戦が終結してから約30年、カンボジアは高い経済成長を遂げています。更なる成長のためには、海外投資の促進や産業の多角化を図り、域内における競争性を高めるとともに、自由、市場経済、法の支配等の普遍的な価値観を共有しつつ、様々な制度構築や能力開発を進める協力が不可欠です。本ポストでは、カンボジア政府が推進する行政能力強化に係る各種制度・政策の構築・改善や人材育成を幅広くご担当いただきます。38年ぶりに首相が交代し、歴史的転換点にある中、様々なステークホルダーとともに開発の方策を描きながら、必要な支援を検討し、動かす、そんなカンボジアの国造りに熱い思いをもっている方のご応募をお待ちしております!

求められる資質と能力 本件は格付けB号です。
本件で求められる資質と能力は以下の通りです。

分野・課題専門力
★★
総合マネジメント力
★★★
問題発見・分析力
★★
コミュニケーション力
★★★
援助関連知識・経験
地域関連知識・経験

[★★★:非常に重視する ★★:重視する ★:参考程度 -:不問]
※格付については本ページ「関連実務年数」の項目を参照ください。
国際協力人材に求められる6つの資質と能力について

案件の背景 内戦終結から約30年を経て、カンボジアは2016年7月に低中所得国入りを果たし、その後も堅調な経済成長を遂げている。近年は日系企業のカンボジア進出も加速しており、南部経済回廊を中心とした、道路、港湾、税関等のハード及びソフト両面における物流網の強化、産業人材育成、ガバナンス改善などソフト面の包括的な支援が、こうした経済活動にも貢献してきた。カンボジアが持続的な経済成長を続けるには、人々が質の高い生活を享受し、産業が安定的に発展し得る、産業・生活を支える安定した社会・行政基盤の構築が必要である。本ポストでは、安定した社会を支えるガバナンス(司法・地方行政)強化や、デジタル化などの新たな社会課題への対応など、カンボジアの開発に不可欠な行政能力に係る制度・政策の構築・改善に関し、多様なステークホルダーと連携し、支援の方向性戦略の策定、案件監理を担うことを想定している。
業務/委嘱の目的 カンボジアにおける行政能力強化に係る各種制度・政策の構築・改善、課題分析及び関連する協力プログラムを検討し、これに含まれる協力事業の形成、実施監理を行う。具体的には、現在カンボジアで実施中のガバナンス(司法・地方行政)や、新たな社会課題として注目を集めているデジタル化への対応(サイバーセキュリティ・電子政府)、さらにカンボジアが高い技術を誇り第三国協力を展開している地雷分野への協力など、行政能力強化に係る課題に対する支援方針検討や関連業務を行うことを想定。
期待される成果 (1)上記分野に関する支援の戦略性が高まり、プロジェクトの開発効果が増大される。 (2)上記における新規案件発掘・形成、既往案件の調整等の諸手続き、進捗管理、カンボジア側の実施機関や案件関係者の調整等が適切に実施される。 (3)上記における関連ドナー会合や関連するセミナー、メディア等において情報収集、JICA事業の情報発信が行われる。 (4)カンボジアにおける行政・政治情勢に関する情報収集が行われる。
業務/職務内容

JICAカンボジア事務所長の指示のもと、上記「業務委嘱の目的」に記載の担当分野・案件に係る以下の業務を行う。
(1)JICAカンボジア事務所にて、担当分野における事業を担当し、カンボジア政府機関および日本側関係者の連絡・調整を行い、問題解決、実施促進を行う。
(2)政府高官を含むカンボジア政府、事業実施機関や関係ドナー、民間企業等から担当分野に関連した情報を収集・分析し、関係者への共有等を行う。
(3)担当分野の現状、課題を分析し、様々なJICAスキームを有機的に組み合わせた支援戦略・協力方針を策定し、新規案件の発掘を行う。
(4)担当分野に関し、各種セミナー、援助機関会合等でのJICA支援の発信、広報対応を行う。
(5)担当分野に関連する事務所ナショナルスタッフへの指示及び指導を行う。
(6)前各号に掲げるもののほか、甲の事業遂行上必要な業務で甲が指示するもの(在外事務所長の指示により、技術協力事業、有償・無償資金協力事業のみならず、他の支援業務[ボランティア事業、総務、経理、調達、安全管理業務等]を一部に含むことがある)

※現時点での案であり、今後変更される可能性があります。

業務対象国/勤務地 カンボジア プノンペン
配属先 JICAカンボジア事務所
チーム構成(日本側専門家構成)・プロジェクト全体構成 JICAカンボジア事務所は、所長1名、次長2名、所員5名、企画調査員11名(本ポストを含む)およびナショナルスタッフ28名の体制です。
募集人数 1名
案件関連参考情報

 

応募条件等

語学力

英語 以下のレベル以上であること 1)高いコミュニケーション能力を有する。 2)TOEIC730点、TOEICS&W290点、TOEFL550点(CBT213点、iBT79点)、英検準1級、国連英検B級、IELTS 6.0、ケンブリッジ英検FCE以上 ※その他の資格試験については、

 

「専門家語学ガイドライン」参照。

学歴 学士あるいは同等程度
必要な技術資格

 

関連実務年数 各案件の業務内容や難易度に応じて、業務の難易度の高い順にS号、A号、B号、C号の格付を設定しており、A号は特に高度な専門知識・経験、B号は高度な専門知識・経験、C号は基本的な専門知識・経験をそれぞれ必要とする業務となっています。A号、B号においては、担当業務を独力で遂行できること、C号においては、必要に応じて在外事務所員等のサポートを受けながら担当業務を遂行することが求められます。求められる関連実務年数の目安として、A号は7年以上、B号は5年以上、C号は3年以上としています。また、特に高度な専門知識、経験に加えて、広域的な対応等が求められる場合はS号があります。
青年海外協力隊経験 不問
必要な業務経験・能力

以下の経験が望ましい
●JICAでの業務経験
●海外での業務経験

待遇

待遇は、派遣される際に居住している国、家族の随伴の有無などの状況を確認の上、JICAの規程にもとづき決定されます。なお、当初予定の渡航時期の変更等により、赴任期間が12ヶ月未満の場合は、待遇が異なる場合があります。応募にあたってはこれらの待遇・諸制度に同意していることが条件となります。また、以下リンクの内容は重要な情報を含みますので、必ずお読みください。

「企画調査員案件の応募について」
・待遇、諸制度
・健康診断(健康上の渡航可否判定について)
・赴任前研修
・安全管理(国別安全対策情報・新型コロナウイルス対応)

「企画調査員(企画)の募集選考の概要/FAQ」

「企画調査員(企画)の募集に関するよくある質問(FAQ)・お問い合わせ先」

募集期間 2023/09/22 ~ 2023/10/04 正午(日本時間)

応募方法

応募方法

1.国際協力人材登録の完了(及び企画調査員(企画)ロスター登録)
応募にあたっては、国際協力人材登録を完了していることが必要です。併せて、企画調査員(企画)案件へ応募の場合、企画調査員ロスター登録を完了していることが必要です。(企画調査員(企画)ロスター登録制度についてはこちら
、ロスター登録方法についてはこちらをご参照ください)。
※新規登録手続きには、3営業日程度を要しますので、お早めに登録下さい。
※簡易登録ではご応募できませんので必ず「国際協力人材登録」を完了させて下さい。

2.必要書類一式の添付
募集期間中に以下の必要書類をPARTNERのマイページ上で提出していただきます。PARTNERにログインした状態で各求人情報のページを開き、最上部もしくは最下部の「この案件に応募する」ボタンから応募画面で、以下の必要書類を添付してください。マイページを使用しての応募方法の詳細は国際キャリア総合情報サイト「PARTNER」個人向け活用方法紹介 をご確認ください。なお、マイページの応募機能で添付できるファイルのサイズは1ファイル5MB、総容量10MBまでとなっておりますのでご留意願います。

(1)専門家履歴書(提出必須)  ※PDFで提出
国際協力人材登録後、画面下部「履歴書作成はこちら」(ログイン後表示されます)より作成いただけます。本機能で作成した専門家履歴書以外で応募いただいた場合、失格の可能性がありますのでご注意ください。PDFファイルのタイトルについては次の例にならって履歴書、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:履歴書(国際太朗)20130301.pdf)。履歴書作成にあたり、直近(2010年以降)の職歴については、長期にわたる空白期間がないよう記載ください。3か月以上の空白期間がある場合、説明(例:自己研鑚、育児介護など)を付すようにお願いいたします。不明な期間に関して、直接お問い合わせをすることもあります。なお、入力手順に不明点がある場合は、PARTNERを運営しているPARTNER事務局(jicahrp@jica.go.jp)までお問い合わせ下さい。
記入例は、こちらをご確認ください。

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(2)写真(提出必須)
マイページ内メニュー「登録内容の更新」に履歴書への写真登録機能がございます。
そちらへ写真をアップロードのうえ、専門家履歴書を作成ください。
※写真をアップロードする前に、下記の規定内に画像をご調整いただく必要がございます。編集ソフトを使用するなど、予めご準備ください。
・データ形式:JPG、GIF、PNGファイル。
・データサイズ:5MB以内。縦600px(ピクセル) × 横450px(ピクセル)(固定)。

写真のアップロードが難しい場合には写真貼付台紙をダウンロードしてご活用ください。
※写真は3ヶ月以内の撮影で、前向き、上半身、脱帽のものとしてください(デジタルカメラ等で撮影したものでも可)。
※写真貼付台紙を作成する場合、ファイル名は次の例にならって、応募者氏名、提出日の順に記載ください(例:国際太朗(20130301).doc)。サイズオーバーにご注意願います(ファイルの推奨サイズ200KB程度)

(3)業務企画書(様式指定、提出必須) ※「PDF」ファイルで提出
指定様式 (A4サイズ2ページ)を用い、自身の資質・能力、キャリアビジョン、志望動機・自己PR、優先的に取り組むべきと考える課題について記載してください。
※様式の仕様を変更しないでください。様式は入力後PDFファイルに変換の上、ファイル名を以下の通りとしてください。
ファイル名:業務企画書、応募者氏名、応募書類提出日
(例:業務企画書(国際太朗)20221001.pdf)

(4)語学資格証明書(写) ※PDFで提出
語学証明書の内容は選考の際に重視しておりますので、語学力を証明する書類を添付して下さい。 PDFファイルのタイトルについては次の例にならって語学資格証明書(写)、応募者氏名、応募書類提出日の順に記載ください(例:語学資格証明書(国際太朗)20130301.pdf)。

応募時必要書類

専門家履歴書(履歴書に写真添付が出来ない場合は、所定の貼付台紙に貼り付け下さい)

業務企画書

語学証明書

 

 

 

選考手順

書類選考、面接選考、健康状態を総合的に判断し採用が内定します。

1. 応募書類に基づく書類選考結果通知
10月25日頃までに、書類選考結果をPARTNERに登録されたメールアドレスに通知します。

2. 面接選考
10月30日(予定)
※原則として当方が指定した日程以外での面接は実施しません。
※なお、面接はオンラインにて行いますので面接場所は問いません。詳細については書類選考合格された方への面接案内をご確認ください。海外居住者においては深夜や早朝に実施となる可能性があります。面接選考に係る経費についてはJICAは負担できません。

3. 面接選考結果通知
11月10日頃までに、面接選考結果をPARTNERに登録されたメールアドレスに通知します。
なお、選考結果及びその理由についての個別の照会には一切お答えできません。また、応募書類は返却できません。

4. 面接合格後、健康に関する質問票を提出いただきます。質問票の記載内容により必要な場合、診療情報提供書(診断書)の取付けの指示がありますので、速やかにご提出ください(費用補助はありません)。 判定後、採用可否が総合的に判断され、内定となります。

※本公募の書類・面接選考において、合格とならなかった場合でも次点合格等、十分な実力が認められるものの競合のため合格とならなかった場合は、当該公募に限らず、以降1年以内に人選を行う案件において、応募勧奨や面談・面接の打診をする場合があります。PARTNERの個人登録情報、履歴書等最新情報については随時更新ください。

応募時の注意事項

【本募集にかかる応募条件】
・募集対象案件について契約期間の延長はありません。
・企画調査員は任地で業務遂行することを想定していますが、治安上の理由等により、契約期間が募集時から変更される場合や、業務内容・勤務地等が変更となる場合があります。
・JICA専門家・プロジェクト等に従事中で、契約開始予定時期までに当該業務が終了しない方は応募できません。また、応募後に該当することが判明した場合は不合格もしくは不採用とします。(各案件の契約開始予定日の前日までに現在の業務が完了している必要があります。)
・JICA有期雇用契約に基づき日本国内業務に従事している方の応募は可能です。合格した場合については、契約開始日および契約期間を調整する可能性がありますのでご了承ください。
・現在JICA企画調査員に従事している方については、自身の後任ポストに応募することは可能です。合格した場合については、契約開始日および契約期間を調整する可能性がありますのでご了承ください。自身の後任ポスト以外の企画調査員への応募については、求人ポストの契約開始予定日の前日までに現在の契約期間が終了する場合に限り応募可能です。なお、応募後に、契約期間が終了しないことが判明した場合は、不合格もしくは不採用とします。

【複数の案件に応募を検討をしている方へ】
・本件以外のJICA案件(専門家・企画調査員、職員、専門嘱託、コンサルタント、特別嘱託、ボランティア等)に応募・選考中または応募予定の方は、応募画面の備考欄および応募書類の業務企画書下欄に必ずその旨記載してください。
・募集ポストによっては複数同時応募を禁止しているものもありますので、他の募集要項での応募制限の有無をご確認ください。
・PARTNER掲載公募案件(専門家・企画調査員(企画調査員(ボランティア)(安全管理)を除く))においては、最大2件までの応募ができます。これら2案件に応募された場合においては、先に面接選考合格となった公募案件が派遣案件となります(先行案件の合格通知と同時に、もう一つの案件の人選プロセスは選考対象外となります)。予めご了承ください。

【ご所属先を有する応募者の方へ】
ご所属先を有する応募者の方は、企画調査員としての赴任にあたっては、当該所属先をご退職のうえJICAと有期雇用契約を締結いただくことを想定しています。当該所属先とJICAの間で合意が成立した場合には、当該所属先に籍を残したまま出向いただくことは可能としておりますが、その際は、利益相反等を防ぐ観点から、出向中には当該所属先が関与している業務を担当することはできず、また、出向中に従事・関与する業務について、当該所属先がJICAから受注することはできなくなりますので、ご承知おき願います。
なお、上記に拘わらず、出向覚書締結時点でJICAから措置を受けている現所属先との間では、出向覚書を締結することはできませんので、その旨もご承知おき下さい。
また、契約開始時の身分(所属先有無)については、面接時にお尋ねさせて頂く場合があります。

【個人情報の取り扱い】
JICAでは、個人情報の保護を目的として、応募者からの提出を受けて保有する個人情報について、以下のとおり、扱います。本案件の応募者は、以下の事項に同意したものとみなします。
・ 応募書類に含まれる個人情報は、JICAにおいて適正に管理し、情報漏えい防止に最善を尽くします。
・ 応募書類は、個人情報保護関連法令等で定める場合を除き、JICAが実施する企画調査員の審査・採用および派遣手続き(派遣前中後)・公募に関する統計処理以外の目的では、使用しません。

問い合わせ先

お問い合わせについては、順次メールにて回答させて頂きます。公募締切日時までに回答がない場合においても応募締切日に変更はありません。予めご了承ください。
JICA調達・派遣業務部人材確保課
E-mail outas@jica.go.jp
〒102-8012 東京都千代田区二番町5-25 二番町センタービル

 

   
   
   
   
   
   
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