【カンボジア観光省】コロナウイルスによる現状と観光政策に関する発表

　　　カンボジア観光省より、現在カンボジアで問題となっているコロナウイルスと、そこから派生している観光産業の現状、今後の観光政策についての発表がありましたので、こちらでご紹介いたします。

カンボジアにおける観光状況についての発表

1. カンボジアにおける観光産業は、カンボジアでも最優先産業の一つとなっており、社会経済的な観点からもカンボジア国民の生活水準を大きく向上させています。観光産業は継続的に伸びており、2019年度には660万人（2018年度より6%向上）に及ぶ外国人旅行者がこの国に訪れたほか、国内旅行者は1,150万人へと増加しております。カンボジア観光省はカンボジアが安全なツーリストデスティネーションとしてあり続けられるように、国際的な問題となっているコロナウイルスに対するコントロールを強化しております。現状として、 外国人旅行者においてはこれらの発生による影響は受けつつも、微増しております。

2. カンボジア王国では各種政府機関が保健省と連携し、包括的な指示を各機関に行い、それぞれの機関が責務を全うし、コロナウイルスの拡散脅威に対する対策を講じることとで、きちんと制御されていることを、自信をもって宣言いたします。観光省では保健省のガイドラインを遵守し、刻一刻と変化する、これら状況に対応し、適切な情報を公開しております。

3. カンボジア全土の観光地が、安全で活気のある楽しい場所として、国内外の旅行者が訪れられるように、観光省では、公的機関、民間企業、また観光産業に携わる人々の協力を募り、カンボジア全土の観光支援を強化し、現状発生している様々な問題と困難に対処し、カンボジアの社会経済発展に貢献する観光促進を強化していきます。

4. カンボジアの観光産業をより強化し、各種観光産業事業者へのネガティブインパクトを減少させ、そこで働く人々の経済的安定を促進するために、観光省では次のような対策を導入しています。

• カンボジア全州、それぞれの地方自治体との連携を強化し、カンボジア国内旅行者に向けた観光促進を行うことで、地元住民の生計の維持、改善を行います。
• カンボジアにおける全ての旅行会社、観光産業を行う事業者と連携し、国内および国際的な広報活動を行い、特別なパッケージ旅行を共同で立ち上げていきます。
• 全ての州が参加する、美しい街づくり大会を開催。ホテル、レストラン、リゾートをはじめとした観光産業従事者が主となり、サービス、ホスピタリティクオリティの向上、清潔で美しい観光地づくりを行っていきます。
• 今回発生している感染症だけでなく、今後起こりうる各種脅威に対する予防、対策に関する、教育、啓蒙キャンペーンを全ての観光エリアにて開催。また観光の可能性を促進する観光イベントも開催していきます。
• 観光産業に携わる者だけでなく、他事業を含めた相互理解を深め、関係者が一丸となり、 現在の困難な状況を回避し、より良い結果を模索していきます。

関係する皆様のご協力、ご尽力をお願いいたします。

公式アナウンスメント・・・Announcement Coronavirus 2019-2020-JAP