どれでも一冊100円！ホームレスによる悩ましき路上書籍販売のジレンマ・・・。

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たまに日本に戻って思うのが、ホームレスによる路上での古本販売。

”どれでも、1冊100円”

昨日販売されたばかりの週刊誌や雑誌、マンガ、小説などが小さなテーブルに並んでいる。

気になる雑誌を手に取ろうとすると、”100円”と小さく声をかけられ、少し震える手が差し出される。

”自分は出版側の人間である”。そう考えると古本販売により、新しい本が売れないということを考えたりしてなかなか手に取れなかったりする。

また、消費者として、また彼らの生活をたすけると考えると、買ってもいいのかと考えたりする。

東京に行くたびに感じる小さなジレンマです。

路上販売員は自分でゴミ箱や電車で拾い集めるか、業者から1冊50円ほどで仕入れ、100円で売っている。取り締まりも厳しくなり、なかなか実入りはないそうだ。