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えー、もう話は終わっていますので、今回は「おまけ」と補足記事です。
【おまけ】現地新聞での犯人逮捕記事
2016年1月5日に紹介された現地新聞「カンプチアタマイ」の記事
現地新聞「サンタピアップ」の記事
【おまけ】被害者1と詐欺師との携帯電話でのやり取り
やり取りは、携帯電話のメッセージと、Email、そして会話でのやり取りが混じっているため、一部話は繋がりません。(話が微妙に繋がらない部分には若干僕の想像が入ってます)
うーん。私大丈夫かなー。(事件後、宿に送られた後)
ハ~イ!元気?私の兄弟がメール送ったから見といてね~
アイフォンとられたからすぐにはチェックできないな~。(未確認)
メール確認した?夕食はとった?とりあえずメール確認してね。
(また来た・・・。とりあえず誰かに借りてチェックするしかないな。)
(モナに) メール確認したけど来てなかったよ。念のため、これが私のアドレスね。
そう。ちょっとメールアドレス間違っちゃったかもしれないから今日の夜にでも送るね。
これがトムの番号だからメールアドレスをテキストで送って。 TEL: 097-2849877
(メールにてトムより)こんばんは。元気かい?今後メールでやり取りしよう。そうすれば他の誰にも、こんな秘密を知られずにすむからね。とりあえず一度返信してくれ。
OK!私にもメール送って。ご飯食べた?私はとてもストレスが溜まっちゃったからもう休むわ。明日会いましょうね。おやすみなさい。
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翌朝
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(メールチェック中)モナより: 元気?今日、ブルネイ人からお金返してもらえればいいけど・・・。
(モナにメール返信)カードも使えないしもう本当にお金ないからどうしようかと思ってるの。とりあえず今日の12時に待ち合わせでいいんだよね。
私の兄弟が待ってるからすぐにメールを送って。コーヒーでも飲んでね。
今朝もう一度メールを送ったよ。とても大事なメールだから、すぐに確認して返信して!
OK.すぐにメールして。チャットするよりもメールのほうがいいから。コーヒーでも飲んで。
(トムに)今メール確認できないからこの携帯に送って。
この携帯にメールは送れないし、やり方わからないんだ。
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OK.メッセージを兄弟にすぐ送って。そして彼に従って・・・。
ハイ!急いでるからメッセージするね。お金だけど大金すぎるから会社から借りれなかったんだ。
(それは困るな・・・)(メール返信) 私もお金はもうないの・・・。今日の12時に待ち合わせだよね。今日、取り返せることは決まっているんだよね。
メールはまだ届いてないよ。僕のメールアドレスあってるかもう一度確認して。 tom.starcruises@gmail.com
メールはまだ届いてないよ。僕のメールアドレスあってるかもう一度確認して。 tom.starcruises@gmail.com
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この段階で、約束の12:00は大幅に過ぎ、連絡はとぎれとぎれに。
仕方なく、アンコールワット近くのツーリストポリスに行き、事情聴取を。
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(夜、モナに電話がつながった)今日連絡取れなかったから、警察に行ってきたよ。大変だったん・・・ (電波の調子悪く、話は終了)
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翌朝
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おはよう。お金の件だけど、昨日電話で話した人に僕たちのことを伝えたのかい?僕は自分の家を売ったよ・・・。
僕はもうシェムリアップから出たからいないよ。今後はメールでやり取りをしよう。じゃあまた。
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その後、トムとは連絡は取れなくなったが、モナからはたまに電話連絡があった。
たぶん、被害者1がまだいるのかどうかを電話確認していたのだろう。
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そして、数日が経ち【続報2】へと続く・・・。
ざっくりですが、こんな感じで話は流れていったようです。
本人談では、ほぼ強制でトランプは開始し、最初は賭けてなかったのが急に無理やりギャンブルとなったそうで、雰囲気を含め、その流れからはもう逃げられなかったそうです。
(知らない家に連れて行かれ、小さな窓しかない、小さな個室でもちろん部屋の奥側に座らされていたから、怖かった・・・。)
こんな古典的詐欺に、引っかかるほうがおかしいし、ありえないと思っているあなた。
みんな”自分だったら・・・”、”自分は大丈夫”って思っていて、こうなってるんですよね。
お気を付けください。
最終章 ~本人より、関係した方々に~
私の注意力が欠けていたせいで起こしてしまった今回の事件では、沢山の在住日本人、カンボジア人の方々に多大なご迷惑をお掛けしてしまったこと本当に反省しています。申し訳ありませんでした。 多くの人達の貴重なお時間を奪ってしまい、申し訳なく思っています。
また、沢山の方々にご協力して頂いたおかげで 滞在中に事件解決まで至ることができたこと、心から感謝しています。 私自身二度とこの様なことを繰り返さないよう十分気をつけていきます。 直接お礼と謝罪をできなくて申し訳ありません。 この場をお借りして、感謝と反省の意をお伝えさせて頂くことどうかお許し下さい。
勝手なビジネス考察
ちなみにこちらの女性、日本では芸能プロダクションに入っているそうで、「中居正広の金曜日のスマたちへ」の後ろに座っている赤服の100人の女性の1人だそうです。また「マツコの知らない世界」に出たことあるということで、ネットで見てみると本当に出ていました。驚きです。
この話をネタに、そちらの業界でもがんばってもらいたいですね。
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