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 雨季に入りましたので,デング熱に注意してください。

1  デング熱は,蚊に刺されることによってかかる病気で,突然の高熱と共に頭痛や筋肉痛,発疹の症状が見られます。特別な治療法はなく,多くの場合は症状に応じた対症療法により1週間程度で治りますが,まれに重症化して,出血症状やショック症状を呈し,命にかかわる恐れがあります。

2  カンボジアを含む東南アジアでは都市部・農村部ともに,毎年流行がみられます。カンボジアでは,通常, 5~10月の雨季に蚊の発生が増加し,それに伴いデング熱の患者数が増える傾向にあります。

3  在留邦人などの皆様におかれましては,以下にご留意され,デング熱にご注意くださいますようお願いいたします。

● 安全かつ効果が期待できる予防接種はまだなく,唯一の予防策は蚊に刺されないことです。屋外では虫除け剤を使用し,長ズボンをはくなど肌の露出を少なくしてください。
● 屋内では網戸で蚊の侵入を防いだり,殺虫剤で蚊を駆除してください。
● 蚊に刺されてから症状が出るまでの潜伏期間は,2~14日(多くは3~7日)です。高熱とともに,頭痛や全身痛などの症状が出た場合は,早めに医師の診察を受けるようにしてください。

(問い合わせ先)
在カンボジア日本国大使館  領事班  023-217-161
https://www.kh.emb-japan.go.jp
consular.jpn@pp.mofa.go.jp


在シェムリアップ日本国領事事務所   063-963-801
consuljp.rep@re.mofa.go.jp
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