【今日のカンボジア】町の風景

カンボジアの朝は早い。太陽が昇る前から人々は仕事に向かう準備を始める。
というのも仕事のあるシェムリアップまで自転車で１～２時間かけて行く人々も決して少なくは無いからである。
バイクで行くと早くて楽だが新車で１２万円近くもするホンダドリームなどはその名の通り、貧しい人々にとっては夢である。母国語も読み書きできない人々にとっては１日２００円以下の肉体労働しか仕事がないのが現状である。
また、もし買うことが出来ても、１リットル１２０円近くするガソリン代の問題もあり交通費になるかならないかで生活もできない。

通常の仕事は朝８時位～午後５時まで。途中中休みがあったりなかったりするが、外で働く人々は太陽の日差しのきつい時間は２～３時間ほど木陰でハンモックにぶら下がって休むことが多い。

ちなみに通常のオフィスで働く人々で他国語が話せて基本的なコンピューターも使えるレベルとなると月給２～４万円ほど稼ぐ人もいる為、外資で働きたがる人々も多く、所得格差がかなり広がってきている。