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カンボジア・シェムリアップにて、短期滞在外国人に対しての盗難事件が起こった時の処理方法ですが、

1.アンコールワットチケットブース前ツーリストポリスに行き/届け出願いを出す

2.下級の警察官による事情聴取、書類作成で約1~3時間ほど
* 英語でのやり取りだが、比較的まともに行われる

3.上級の警察官により、事情聴取 約30分~2時間ほど
* ここで一番大事なことが、電話代と言う名目で10~20$をすぐ支払うこと、まともに正論を唱えて、下手に話をこじらせると絶対に書類を発行してくれない

*お金を払わないと分かったら、ものすごーく嫌な感じで追い返されカンボジアが嫌いになってしまうと思うので、出来るだけ早く上記注意事項を完了すること

4.早ければ次の日には警察から盗難証明書が発行される
*上記のお金を支払わない場合、強力なバックに電話を警察署長宛にかけてもらう必要がある、それでも結局前日の警察官にチップを支払うことになるけど・・

5.悔しくても、警察官にありがとうと言って日本に帰り、保険会社に書類を提出し請求する

と言うのが盗難事件時の流れなのですが、これには少し裏技があります。
どういったものかというと、紛失届けを警察、もしくは手配旅行会社に書いてもらうのです。

これだと、比較的簡単に警察/手配旅行会社は証明書を発行してくれます。

もちろん、保険会社に請求するときには盗難届けと較べると保険がおりる確率は下がってしまうのですが、少なくとも、無駄に揉めて、レポートを貰えなくなる確率が低く、それほどカンボジアを嫌いにならずに自国に帰ることが出来るので、この方法を薦めます。

盗難証明書発行 → 海外旅行保険は一番おりやすい
所要時間:初日約半日、受け取りまで2日掛かる
代金: 電話代と言う名目で目安10~20$
警察官の考え”外務省の履歴にも残り、他国からカンボジアは治安の悪い国だと思われ、イメージが悪くなる”なので、簡単には発行しない(盗難証明書をなかなか発行してくれない理由)

紛失証明書(警察より) → 海外旅行保険はまあまあおりやすい
所要時間:初日約2時間、受け取りは当日可能であることがある
代金: 電話代と言う名目で目安5~10$
警察官の考え”観光客自身のミスで紛失したものであるからカンボジアに悪いイメージはつかない”からまー、電話代貰えたら書類作成するよ

紛失証明書(旅行会社より) → 警官発行よりは落ちるが海外旅行保険はまあまあおりやすい
所要時間:報告すれば、早くて1時間で発行可能、もちろん観光もゆっくりできる
代金: 通常無料
旅行会社の考え”警察行ってもお客さん自身が気分悪くなるだけなので、自分達で紛失証明書発行したほうが早くて良い、下手に警察に行くだけ無駄”

結論として、日本から旅行会社を通して申し込んだ観光客の場合、通常滞在期間は3日ほどしかないので、警察へ行って丸まる1日無駄に使うよりは、手配旅行会社に紛失証明書を発行してもらうのが一番いいです。

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補足として、現在シェムリアップの日本語ガイド兼警察官(両方のライセンス取得済み)の有志が集まって、上記の問題を全うに解決しようとしていますが、上が上なのでなかなか難しそうです。今後に乞うご期待ですね。

これ、おおっぴらにしては非常にまずいんでしょうが、今後の同様の事件が起こりうるので書いときますね。

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