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黒咲一人(くろさき かずと、1948年~)さんと言えば、知る人ぞ知る少し前の漫画家で、1970年、週刊少年ジャンプでデビューしたんですよね。
その後、週刊少年マガジン、ヤングジャンプなどで「ハスラーザキッド」「無頼風」などのヒット作を世に出したんです。
とは言っても、漫画家もみずものの職業。いつまでも一線を走り続けることは難しく、だんだん仕事は減っていき、2003年には仕事がなくなり廃業。
それまで住んでいた家も引き払い、漫画家の命ともいえるそれまでの原稿を処分して、ホームレスとして四国遍路の旅に出たんです。
そして、その実体験をマンガとして出版したのが、こちら「55歳の地図 」。
そのタイトル通り、55歳に漫画家としてリストラされ、無職となった作者が行き方/死に場所を探してお遍路を廻るという実話です。
いや、このマンガ、マジですごいです。
お遍路漫画というよりも、本気で人生を考えさせられる作品。
僕も明日は我が身だなと考えさせられ、「アリとキリギリス」の話を思い出したりしました・・・。
お遍路に興味なくても一度読んでほしいマンガです。
とはいえ、一応きちんとお遍路の話も入っているのでお遍路をする方にも読んでほしい作品です。
このマンガ、現在はなかなか書籍版は手に入らず、プレミア価格で古本が売られているのみ。しかし、電子書籍で購入すると432円と安いんですよね。
ご興味ある方、是非読んでみてください!(数ページは無料で読めますよ)
こちらはネーム版(後日談もあり、興味深いですよ)
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黒咲先生、2010年5月には高知県吾川郡いの町の廃屋でホームレスと一緒に生活をしており、風のうわさでは現在高知県のどこかの旅館に住んでいるとのこと。
もしご存知の方いらっしゃったら、ご紹介お願いします。
勝手なビジネス考察
子供のころ、漫画家とミュージシャンは一度ヒット作を出すと一生食べるのに困らないと思い込んでました。しかし、現実はやっぱり甘くないですね。
仕事の関係で、芸能人や歌手に会うことがあるですが、本当に大変そう。栄枯盛衰、国も人も会社も、大きさは違っても一緒ですよね・・・。
高知県にある「はりまや橋ゲストハウス」。高知観光時にお気軽にご連絡ください。 ここをクリック!
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