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プノンペン在住者ならきっと見たことがある、”あの”古い建物。

 

いったい何の建物なんだ?内部はどうなっているんだろう?じゃあ、中に入ってみよう!となるには、よっぽど暇か、よっぽどそこに興味がある方だと思います。

 

と言うことで、学校終わりの昼下がり、よっぽど暇で、よっぽど興味があったので訪問してみました。

 

 

とりあえず、写真イメージをどうぞ。

130番通りと13番通りの交差点にあるこちらのフレンチコロニアル物件 一番上に塔があります。さてどうやってあそこまで行けばいいのか。 実は建物右側に小さな道があり、入っていけます。 入り口にいた兄さんに声をかけ、とりあえず暗い。そして怪しい道を抜けていくと、 こんな階段エリアに到着。 部屋貸しますとのこと。ちょっと住んでみたい。 どんどん上に上がります。 部屋、売ります。ちょっと欲しい。 なかなか味のある階段をトコトコ上がっていきます。 なかなかいい雰囲気です。 味が出てますね。 階段はだいたいこんな感じ。 屋上まで上がっていきます。 こちらが屋上。とは言え、屋上にいろんな木造建築物が建っており、多くの家族が住んでいます。 屋上の小道を抜けていくと、 おお、目的の塔に到着。 さて、塔の中はと言うと、実はみんなの公共洗濯スペースと化していました。 ちなみにその横は公共トイレです。 屋上からの景色はこんな感じ。  数えたところ、屋上だけで20世帯ほど住んでいます。 その内の一軒にお邪魔しました。一応部屋の中にトイレもついており、家賃は50$だそうです。部屋の屋根はこんな感じ。 ちなみに窓はあるけど、ガラスはない。 ちなみに建物近くにはバーなどが並んでいます。

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ちなみにこちらが2010年の写真

ホテルインターナショナルと書いてます。

 

そうです。こちらの建物、内戦前(1910年の写真に写っているのでその前からか?)はお金持ちの華人ファミリーがこちらのホテルを経営しており、この街に訪れる人々を受け入れていたのです。(ちなみに、内戦後にその華人がこの家を取り戻そうとしたそうですが、当時は早い者勝ちで家が手に入ったため、先に入った人がいたため、取り戻せなかったそうです。)

 

2019年がこちら。

せっかくの古い建物ですが、巨大な看板でコーティングされてきています。残念です。

 

 

こういう古い建築物に興味がある方、Jean-Michel FilippiのStrolling around Phnom Penhで紹介されていますので、ご興味ある方は書店で購入してみてください。

モニュメントブックスで20$。

 

 

ちなみに場所はこちらです。

 

 

また、古い建物をまわるアーキテクチャーツアーもありますので、ご興味ある方はご参加あれ。

【プノンペン観光】在住者にこそお薦めしたい。プノンペンをより知るためのクメールアーキテクチャーツアー

 

 

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