プノンペン在住者ならきっと見たことがある、”あの”古い建物。
いったい何の建物なんだ?内部はどうなっているんだろう?じゃあ、中に入ってみよう!となるには、よっぽど暇か、よっぽどそこに興味がある方だと思います。
そんな個人的な趣味で訪問した前回から、今回はもう一つ別の建物にお邪魔してきました。
注意!!この建物はマジでやばい(特に階段)ので入らないようにしてください。何か起こっても責任は取れません!
今回の建物は、マットディロン主演の映画「シティオブザゴースト」のロケ地にもなったプノンペン郵便局すぐ横のあの建物です。
写真がこちら。
近くにいたお兄さんに声をかけ、案内してもらいました。
2階へと続く階段はと聞くと、こっちだとのこと。
階段部分はこんな感じ。いつ崩れ落ちてもおかしくないレベル。そして異常にアンモニア臭が漂ってます。
大丈夫だよ。一人ずつ登れば崩れ落ちないからと言われても・・。
上を見上げるとこんな感じ。途中から階段がないんですよ・・。半分上がるとこんな感じ。この段階で階段が揺れている・・。
階段の先がこれ。ドア枠を紐でくっつけてます。ここを上れというが、それでなくても階段全体が歩くたびにしなっているのでヤバイ。
これは、階段版のリアルロシアンルーレットだなと思いながら上る。近い将来必ず落ちるであろう。
中はこんな感じ。よく見ると、ハンモックで人が寝ています。普通に住んでるのか。 この廊下。映画のシーンと同じだなと思いつつ。 あ、また人が寝ている。なんなのだこの空間は。
窓枠をいかした机がありました。新しい大きな本があるのできっと勉強している人がいるのでしょう。上からの景色。裏にはバレーボールコートがありました。
元シャワールーム&トイレ?とりあえず、今もリアルに人糞があり、アンモニア臭が漂ってます。 とりあえず、ぐるぐる歩くんですが、思ったよりも広い。そしてどの階段もヤバイ。 なかなか広い。 この階段もヤバイ。 兄さん曰く、上まで行けるよとのことだけど、危険度高すぎなので自粛。
こちらの建物ですが、もともと警察署だった建物だそうですが、シティオブザゴーストの映画の段階では完全に使われてなかったようです。(映画の中では主人公が泊まるゲストハウスと言う設定でした。撮影時はどうやって2階まで上がっていたのだろうかと気になります。
こちらの建物、近い将来リノベーションをし、ちょいとお洒落な建物に生まれ変わるそうです。
注意!!この建物はマジでやばい(特に階段)ので入らないようにしてください。何か起こっても責任は取れません!
こういう古い建築物に興味がある方、Jean-Michel FilippiのStrolling around Phnom Penhで紹介されていますので、ご興味ある方は書店で購入してみてください。
ちなみに場所はこちらです。
また、古い建物をまわるアーキテクチャーツアーもありますので、ご興味ある方はご参加あれ。