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今回は、2020年7月3日に成田からプノンペンにアシアナ空港を利用し、韓国経由でビジネス渡航をした在住者(ビジネスビザ保持者)の、各空港での対応に関する手記の公開許可をいただいたので、ご紹介いたします。

*現在、カンボジアでは観光ビザ、アライバルビザは発給されませんのでお気を付けください。

 

 

はじめに

  日本でのPCR検査について、インターネットで調べて、東京都内のクリニックで検査を受けました。検査方法は容器の中に最低2ミリリットルの唾液を溜めるというのもので、所要時間は、だいたい5分くらいで溜まりました。

  翌日、陰性証明書を受け取ることができましたが、発行日の他、検査日+時間まで書かれていたので、発行日の方は確実に到着時72時間以内ですが、もしかして検査日を採択されると10時間くらいオーバーなので、どうかな~と心配してたら、空港チェックイン時点でアシアナ航空スタッフから指摘受けました。私が予めダウンロードしておいたアメリカ大使館の英文の通知のページを見せて、「~certificate issued no more than 72 hours prior~」という風に、「発行」から72時間以内となってますが・・・と言うと、ちょっと確認してきます~と言って担当スタッフの方が上司らしい方に確認に行ってきて、「大丈夫みたいです~」ということでしたが、やはりカンボジア現地の対応に不安は残りました。でもカンボジアでは何もなくそのままスッと行けてました。クリニックさんもできれば検査日は入れないでいただいた方がいいのでは、という気もしました。

成田空港での対応

 チェックインには普通より1時間早め、つまり出発3時間前に行きましたが、すでに長い列が出来てました。ただし、成田空港第1ターミナルの北ウイングではEカウンターのみが開いていて、他のカウンターは閉まっていて閑散としてます。行き先もソウル止まりか、あるいはプノンペン行きの2種類しかないようで、2つの列が作られてました。

 チェックインの際にカンボジアの入国において必要とされるVISA,新型コロナ陰性証明書、保険証書などもチェックしてコピーを取るので、かなり時間が掛かるため、チェックインは極力早めが望ましいですが、一方で、手荷物検査や出国審査はガラガラで待ち時間無しで行けます。出発ゲートも最も近いところにあるためほとんど歩かなくて済んでます。

 

 

 

仁川空港での対応(トランジット)

 機内で健康状態申告用の黄色い紙が配られるので記入する、これは1ヶ月前に韓国経由で日本に行くときも同じでした。

 乗り換えトランスファーの通路もいくつか閉鎖されてて、韓国入国の人たちと同じところで体温測定や健康申告書の提出を行ってからトランスファーへと進みます。成田空港の免税店は閉まってるところが多かったですが、やはりアジアのハブ空港だからか、客はまばらでも殆どの免税店は営業していました。

 

 

プノンペン空港での対応(入国)

 日本から韓国は飛行機も大きくて乗客もまばらでしたが、ソウルからプノンペンは真ん中に通路があり右3席、左3席のタイプの小さな機で、乗客の数もいっぱいで8割~9割くらいは埋まってました、これでは3密は避けられませんね。

 韓国入国前と同様に、機内で入国カード、税関申告書とともに、健康の申告書も配られるので記入します。

 空港到着して降りて進むと、1階に降りる手前でしばらく待たされてから1列になって順番に降ります。緩やかに進むうちに、まず、書類が全部揃っているかチェックが入ります。

 そして広い入国審査のエリアに出ると、そこには、CAB銀行、カナディア銀行、ACLEDA銀行などのブースが並び、3000ドルのデポジットを預かるための呼び込みが・・・一瞬びっくりするが、一番手前に陣取っているCAB銀行が半分以上のシェアを占めていそうな感じです。デポジットを払って控えをもらいますが、これはあとで何度もチェックされるもので、デポジット返してもらうために大事なものなので無くさないように最大注意が必要と思われます。

 その次に、すべての書類の内容を詳しくチェックされます。陰性証明書の内容とか、保険のカバー範囲など、一通りチェックしながら赤ペンでチェックされて問題なければ入国審査。パスポート、入国カードとともに保険証書や陰性証明書もすべて提出すると、なんと、すべての書類をそこで預かられることになります。パスポートがないのはなんとも不安なものです。これは逃亡阻止の意味があるんでしょうか? この時点で手元に残るのは3000ドルのデポジットの控えと健康申告書と税関申告書。

 そのまま進んで預け荷物を受取り、税関申告を抜けてその先に設けられたスペースでPCR検査を受けます。日本では唾液を溜めて提出するだけでしたが、ここでは口の中の舌の根元あたりから唾液を取り、次に鼻の穴に棒を突っ込まれて、粘膜でしょうか、それを取られるのがちょっと痛かったです。

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 ここまでで、空港での手続きは終了、そのまま飛行機の停泊する機場の方へと進むとバスが待っていました。日本政府寄贈の日の丸付きの青いバス、ああ、そうか、市バスは運休中なのでこういう風にも役立っているわけかと納得しました。荷物をすべて持って社内に乗り込む事になるので、重たい荷物持ってる人はかなり大変そうでした。

 外国人とカンボジア人は別々の場所という情報がありましたが、この時は区別なくただただ全員、3,4台のバスに乗り込みました。チュルイチョンワー橋=通称日本橋を超えて右へ曲がったので、もしかしてソカホテル!? と一瞬驚きと期待(?)もしましたが、ちょっと進んだだけですぐ停車しました。Le Castle River Hotelという場所で、外国人もカンボジア人もすべてここにチェックイン。チェックイン時にデポジットを50ドル払うということで、何人かは「3000ドル払ってんのにまた取るのか!?」と喚いていましたが、ホテルが要求するのは宿泊費ではなくて通常でもよくある普通の保証金なのでこれは別物でしょう。

 ホテルも一度に多くのチェックインに3人で対応してて、要領も得てないようでもあり、結局チェックイン終わって部屋に入れたのは夜中の3時近くでした。私は連れがなくて一人だったので相部屋で、ということで、そのまま長らく待たされましたが、結局ツインの部屋に一人で泊まることになりました。部屋は割と広くて快適です。

 

 

 

翌日

 検査結果が出るまでは部屋の中で待機ということですが、夕方6時半になりました、夕食が来たので、やはり乗客が多かったので全員分の検査には時間がかかっているということでしょうか、もう一拍になりそうな感じです。

 ちなみに、昨晩、夜食としてブルーベリーサンドとミルク、朝食は短いヌードルの炒めものーいわゆるカンボジアのロッチャー、昼食は白米に鶏肉としいたけを甘辛で炒めたもの、夕食はスパゲティーミートソースとスイカのカット、こんな感じです。

 

今回の搭乗フライト(アシアナ航空)

6月21日 OZ101 13:20成田発、15:50仁川着

6月21日 OZ739 19:30仁川発、22:55プノンペン着

 

 

*ビジネスビザを持っている在住者のケースとなり、必ず同様になるとは限りませんので、一例となります。

 

 

 

 

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