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賀詞交換会とは何ぞや。人によっては聞きなれた言葉かもしれませんが、僕の場合も数年前まで聞いたこともない言葉だったんですよね。

 

 

ハイ。漢字の雰囲気から、とりあえずイメージは読み取れるとは思いますが、”新年に関係者やいろんな人々が集まって挨拶を交わしたり名刺交換をする催し”です。

 

 

基本、海外にある日本国大使館大使公邸にて、大使主催で行われているようなんですね。(全世界かどうかは不明)

 

 

僕が住んでいるカンボジアでも、毎年「新年賀詞交換会」が開催されており、先日お邪魔してきました。

Japanese Embassy (11)

 

賀詞交換会に参加するまでの流れと準備

しかし、初めて行く方には、どんな場所なのか、何を持っていけばいいのか、どんな服装でなければいけないのかなど、かなり悩んでしまったりすると思うので簡単にご紹介しときますね。(ただしカンボジアの話なので他の国と違うかもしれません)

まず、行きたいから行っていいかな~的な、カンボジア的ゆる~い感じでは全くなく、大使館前には警備員が待機しており、怪しい者は近寄れません。

  • 年末~正月を過ぎたころ、日本人会、日本人商工会、NGO団体などに所属しており、各担当者からメールなどで声掛けがある
  • 上記を返信し、参加登録をしておく(1週間ほど前に受付終了)
  • パスポートを持参
  • 服装はTシャツやポロシャツなどカジュアルなものはNG。サンダルなどももちろんNG。男性はジャケットにネクタイ、革靴など、日本でのビジネスマン的ファッションを推奨。女性はこぎれいな服装で、男性同様オフィス用ファッションが無難。もしくは着物やドレスなどで正装。(着物着用率は意外と高い)
  • カメラ・携帯電話の持ち込みは可能であるが、基本撮影はNG
  • 子供連れでの参加はできない
  • ペット禁止
  • 車両での乗り入れはできず、周りにもあまり駐車出来る場所がないので、自家用車は避けたほうがいい。(もちろん飲酒はNG、運転手がいる場合は別)
  • ある程度の数の名刺を準備しておくこと(ちなみに2016年度は約300人の日本人が参加していた)
  • 商工会の場合、一社につき2名まで参加可能。ただし、代表者の配偶者はカウントされずに参加可能

 

 

賀詞交換会当日の流れ

Japanese Embassy (12) copy

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  • 大使館大使公邸入口で身元確認(領事館入口ではないので注意)。パスポートチェックと、事前予約との照合
  • 公邸まで歩いて移動(100メートルほど)
  • 入口でビール、ワイン、ソフトドリンクなどを受け取る
  • 大使の挨拶、商工会会長の挨拶、日本人会会長の挨拶と乾杯
  • 鏡開き(日本酒の樽の蓋を小槌で割る)し、升酒がふるまわれる
  • その後、準備されている寿司や唐揚げ、ハム、各種デザートなどを楽しみながら、各々いろんな人と話を楽しむ。立食パーティースタイル(今年はラッフルズロイヤルによるもの)
  • 餅つきが始まり。できた餅をみんなで食べる
  • 約2時間ほどで終了し、流れ解散

 

 

と、ざっくりこんな流れとなり、その後、みんなバラバラに二次会に行ったりします。

 

今回、隈丸大使の新年挨拶によると在住日本人が2500人になったとのこと。また、ANAの直行便が決定したことやツバサ橋の完成が、日本とカンボジアをぐっと近くしたという話がございました。

 

来年もあると思うので、是非来年行く際は、参考にしてみてください。

 

 

 

勝手なビジネス考察

カンボジアの場合、在住者が少ないから賀詞交換会をやっているのかなと思っていたんですが、ネットで調べてみると、ウクライナ、サモア、ハンガリー、シンガポール、ウズベキスタン、パキスタン、インド、中国、フランス、アメリカ・・・などもやっているようなので、ほとんどの大使館でやっているんでしょうね。

それぞれの国により会場や流れは異なるでしょうけど、やはり、いろんな人と知り合えるこういった催し物っていいですよね。

 

 

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