Sponsored Link
基本カンボジアに住んでおり、日本には年に6回ほど帰っています。
 
そして、その度に思うのが、日本のネット環境がどんどん楽になっているということです。
 
ほんの1~2年前の東京でも、カフェで「Wi-Fiありますか?」と聞くと、「なんですかそれ?」って逆に質問されたり、白い犬のWi-Fiマークを見かけて、食べ物注文したはいいけど、繋がらないじゃん!!っていう経験がある人も多かったのではないかと思います。
 
 
それが、今では空港はもちろん、地下鉄、JRでも無料Wi-Fiがあり、旅行や出張、日々の生活がぐーんと楽になってきています。
 
 
しかし、自分は高知出身。そんな無料Wi-Fiが近くにない環境なので、今回はスマホなどで使うシムカードについて実験&簡単に纏めてみました。
* 実際ネットなどで調べると20社以上あるのですが、地方都市(高知県)に住む自分にとって比較的手に入りやすかった3社の比較となります。
 
 

プリペイドタイプの格安SIMならこの3社

So-net(ソネット)
購入場所: 成田、関西国際空港などの自動販売機、一部ヨドバシカメラ、アマゾンなどで購入可能。
プラン・料金 :  3種類あり、料金はオープン価格となっている。関空だと1GBで3000円、3GBで5000円となっている。
通信速度: 下り最大150Mbps
利用可能期間:  1GB /30日 2.2GB/30日 3GB/60日
その他: データ容量を使い切った場合はネットで追加チャージ(1500円/200M、2000円 /500M、2838円/1G)が可能(要クレジットカード)。データ容量を使い切ってから14日以内に追加チャージをしないと自動解約され使えなくなる。音声通信、SMSなど利用はできない。アイフォン 5~6の利用時は事前にAPNプロファイルのインストールが必要。(つまりWi-Fi環境が必要なので無料Wi-Fiがある空港などで設定しておかないと後がめんどくさい)。NTTドコモ回線を利用。
Kakusyasusim (2) Kakusyasusim (3) Kakusyasusim (4)
 
 
 
Yamada SIM(ヤマダシム)
購入場所: ヤマダ電機、もしくはネットで購入可能。
プラン・料金 :  7日間/1800円、15日間/2800円、30日間/3500円の3種類(データ通信専用)
通信速度: 下り最大150Mbps、上り最大50Mbps
その他:  NTTドコモ回線を利用。追加チャージはできない。1日の通信データ量は100MBまで150Mbpsだが、それ以上利用すると128Kbpsに速度が落ちます。
Kakusyasusim (1)
 
 
BIC SIM(ビックシム)
購入場所: ビックカメラ、もしくはネットで購入可能。
プラン・料金 :  JAPANトラベルパッケージと、IIJmioパックの2種類
使用期間: JAPANトラベルパッケージは初回通信から3ヵ月後の月末まで(2GB)となり利用期間の延長はできない。IIJmioパックは初回通信から 3ヵ月後の月末まで(2GB)となりリチャージすると利用期間が3ヵ月延長される。また月額サービスへの無料移行可能(データ通信専用)
通信速度: 下り最大225Mbps、上り最大50Mbps
その他:  NTTドコモ回線を利用。
 
 

中・長期契約タイプの格安SIMならこちらの2社

Yamada SIM(ヤマダシム)
購入場所: ヤマダ電機、もしくはネットで購入可能。シムカードは一律3000円。
プラン :  3種類(データ通信専用、データ通信+SMS機能付、データ通信+音声通話付)
月額料金:  データ通信専用で680円~(1GB以下)、データ通信(1GB)+SMS機能付で830円~、データ通信(3GB)+音声通話付で1480円~、別途通話代20円/30秒
通信速度: 下り最大150Mbps、上り最大50Mbps
その他: NTTドコモ回線を利用。
 yamadasim
 
 
BIC SIM(ビックシム)
購入場所: ビックカメラ、もしくはネットで購入可能。シムカードは一律3000円。
プラン :  3種類(データ通信専用、データ通信+SMS機能付、データ通信+音声通話付)
月額料金:  データ通信専用で900円~(3GB)、データ通信+SMS機能付で1520円~データ通信+音声通話付で1600円~、別途通話代20円~/30秒
通信速度: 下り最大225Mbps、上り最大50Mbps
その他: あまったデータ量は翌月に繰り越し可能。プラン変更可能(無料)。家族プランあり(シム3枚まで可能)。NTTドコモ回線を利用。
  Kakusyasusim (5)Kakusyasusim (6)
 
 
【全体の補足】
* それぞれの会社で通常シム、マイクロシム、ナノシムと3種類のシムを販売している。
* 契約、音声通話付きプランは日本の携帯番号があればそのまま番号を変えずに利用できる。
* スマホだけでなく、タブレットも使える。
* アイフォンなどでモバイルデータ通信を使用するアプリでほとんど使わないものは個別にオフにしておかないと、データ通信量が減るので注意。
* デザリングするといきなり通信量が減るのでしないほうがいい。
 
 

個人的な纏め

ということで、ざっくりでしたが、空港到着後にすぐ使いたい方で、1カ月以内の日本滞在だとソネットのプリペイドがいいかと。
 
ただ、1年に2回以上帰る場合で、日本でも音声通話を使う場合は、ヤマダ電機やビックシムがいいかなと思います。
自分のケースだと以前は通常1年3回、2週間程度ずつ帰国。
ソフトバンクのプリペイド(音声通話) 1回3000円で購入、ネットはずっとネカフェに行って利用していたため、1日3時間利用で600円+交通費(たぶん400円程度)+自分の移動時間 1回の滞在で最低12000円くらい使用×3回で年間36,000円ほどかかっていました。
 
 
前回、帰国時はヤマダ電機の月額680円プラン(音声通話なしで年間8,160円+SIM3000円)でした。
* スカイプ、LINE、FBがあるから音声通話はすでに必要ないなと感じているため音声通話つけてません。
* ついでに日本一時帰国する友人、家族や会社スタッフにも貸したりできるのでなんだかんだ言って無駄にはならない。
* ガッツリパソコンを使う必要がある場合のみ、無料Wi-Fiがあるカフェや駅で利用し、簡単なメールチェックや返信はスマホで行う。
 
 
で、最近は日本滞在も多くなってくるのでビックシム(ミニマムスタートプランデータ通信+音声通話+SMS付 月額1600円×12ヵ月+シム3000円、年間19,200円+SIM3000円)に変更。
こちら「Wi2 300(Wi-Fiサービス)」が無料で使えるのが嬉しいんですよね。
 
 
これ、海外在住の方じゃなくても、日本で普通の携帯使っている方、格安SIMに変えるとお得ですよという話です。
 
是非是非!
 
 
 
勝手なビジネス考察
今回アキバ探索で気づいたことが、シムフリー携帯じゃなくても、ドコモ対応のスマホ(アイフォンなど)を中古購入すれば、使えるということ。
そのため、日本でもNTTドコモ対応のアイフォンのみ、中古相場が1.5倍~2倍となって販売されているのです。そしてその購入者の多くが外国人中~長期滞在者とのこと。
こんな小さなことですが、ビジネスチャンスもそこに生まれており、面白いなーと感じました。
 
 

Sponsored Link
 

 
 
Sponsored Link