Sponsored Link

「国立国会図書館」って知ってます?

その名の通り、国会のすぐ横にある図書館です。

 

National Diet Library (14)_1280

National Diet Library (9)_1280

 

その国会図書館、普通の図書館システム以外に一つ面白いシステムがあるのでご紹介を。(作家の波田野直樹氏(アンコール遺跡を楽しむ 、アンコール文明への旅―カンボジアノート〈1〉 、キリング・フィールドへの旅―カンボジアノート〈2〉、沖縄幻視行など著)に教えてもらいました!)

 

納本制度

 
「納本制度」とは、図書等の出版物をその国の責任ある公的機関に納入することを発行者等に義務づける制度のことです。わが国では、国立国会図書館法(昭和23年法律第5号)により、国内で発行されたすべての出版物を、国立国会図書館に納入することが義務づけられています。
 納本された出版物は、現在と未来の読者のために、国民共有の文化的資産として永く保存され、日本国民の知的活動の記録として後世に継承されます。

 

 

納本のお願い
 
日本国内で頒布を目的として発行された出版物は、原則として、すべて納本の対象となります。
国立国会図書館に納本いただくと、当館ホームページ上の『日本全国書誌』やNDL-OPAC(国立国会図書館蔵書検索・申込システム)にその書誌データが掲載されます。また、図書館資料として広く利用されるとともに、国民共有の文化的資産として永く保存され、日本国民の知的活動の記録として後世に継承されます。

 

 

と、言うことで行ってきました。

持って行ったのはしばらく前(2013年12月)に発行した「カンボジアで出会いたい100人」です。(自費出版・カンボジアで発行)

100Japanese (33)_1280

 

国立国会図書館東京本館西口から入り、中で名前を書いてバッジを受けとり、南側一階の納本カウンター(月~金 9:00~17:45)に行きます。

 National Diet Library (19)_1280

Sponsored Link

National Diet Library (17)_1280

 

日本発行の書籍だと、1冊持っていくと東京本館での保管、2冊持っていくと関西館でも保管してくれます。

 

ちなみに、今回の僕の本はカンボジアで発行したこともあり、「海外で出版された日本関係資料」として外国資料課に保管されることとなりました。(ただし、僕のケースはカンボジアのバーコードが付いていたため。これに日本で販売できるバーコードを張り付けると日本の書籍として保管されます)

 

 

そして、数日後、お礼の手紙が届きました。

National Diet Library (24)_1280

 

これで、今後この本は、ずっとこちらで保管されることとなり、読みたい人はここに行くといつでも読めるようになりました。

 

 

ちなみに、納本は持っていく以外でも、郵送でも受け付けてくれます。

郵送の場合はこちら・・・ 〒100-8924 東京都千代田区永田町1-10-1 国立国会図書館 収集書誌部 国内資料課 収集第一係

 

自費出版の書籍でも、CD、DVDなども対象となるようです。

ご興味ある方、是非!

 

勝手なビジネス考察

こちらに納本すると、保存期限はなく、可能な限り永く保存してくれるそうです。僕の本はカンボジアのある時期にいた人たちの話で、その時期にその場所にいない人にとってはあんまり役に立たない本ですが、「そういえば昔、あいついたなー」なんて感じで、話をしてもらえればうれしいなと思ってます。きっとこの図書館では一度も読まれずに終わる本かもしれませんが、なんとなく、そんな夢をおいておきたいと思います。

 

Booking.com

 

高知県にある「はりまや橋ゲストハウス」。高知観光時にお気軽にご連絡ください。 ここをクリック!

harimaya-ads1http://henro-guesthouse.com/harimaya/

 

 

Sponsored Link