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【ポイント】
カンボジア国内で狂犬病ワクチンの入手が難しくなっています。

【本文】
1 狂犬病は,狂犬病ウイルスを持った動物にかまれてかかる病気です。犬だけでなく,猫などの哺乳類全般が狂犬病ウイルスを持っている可能性があります。

2 発病すれば100%死亡するため,カンボジアで動物にかまれた際には,直ちに医療機関を受診して発病予防のワクチン接種が必要です。しかしながら,最近カンボジア国内では狂犬病ワクチンの流通量が不足しており,医療機関を受診しても在庫がない可能性があります。

※日本では狂犬病はありませんが,世界では多くの国で発生しており,特にカンボジアでは毎年800人が狂犬病で死亡しているとの報告もあります。

【狂犬病にかからないための対策】
○動物にかまれなければ,狂犬病にはかかりません。自ら近づいたり手を出したりせず,動物との不用意な接触は避けてください。
○犬・猫だけでなく,観光地のサル・コウモリにもかまれないよう,注意してください。
(最近アンコール遺跡周辺では野生のサルが多く出現しているようですので、気をつけてください。)
○万が一かまれた場合には,傷口を石けんで洗い,直ちに医師の診察を受けてください。ワクチンの在庫がなくても,次善の策を医師に相談してください。
○カンボジアに長期滞在される方,あるいは動物に接する機会の多い方は,渡航前の予防接種としてあらかじめワクチンを受けておくことをご検討ください。

(問い合わせ先)
在カンボジア日本国大使館  領事班  023-217-161
http://www.kh.emb-japan.go.jp

在シェムリアップ日本国領事事務所   063-963-801
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