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2018年12月29日~31日まで、プノンペン郊外に建造された高さ50メートルのウィンウィン記念塔にて、オープニングセレモニーが行われました。

 

こちらの式典、1998年12月29日にカンボジア内戦が完全に終結し、国民が平和と安定を手に入れた記念すべき日とされています。それらは全てフンセン首相主導の「ウィンウィン政策」によって実現し、経済発展と豊かな社会をもたらされ始めてから20年経ったということを記念し、巨大な記念塔を建造し、お祝いをしています。

 

 

ウィンウィン記念塔は政策の柱として三つの保証を表している

1.体と生命の保証

自発的に内戦を終結させ、政府に協力的な人の身体と生命を保証する。

2.職業の保証

生計を維持できるように個々人の仕事を保証する

3.所有物の保証

没収されることなく財産や所有物を保証する

 

DIFIDとは?

武装組織クメールルージュを解体させた戦略です。

D=Divide 解体

I=Isolate 孤立

F=Finish 終結

I=Integrate 統合

D=Develop 発展

興味深い門の意味

記念塔には3つの門があります。いくつか気になる意味を書いておきます。

こちらの門の彫刻は仏教、イスラム教、キリスト教の3つの宗教の調和を表しています。

 

こちらの門では、ウィンウィン政策の柱となる3つの保証の概念として、ヴィシュヌ神、クンディ(土器)、クベーラ(財宝の神)を彫刻し、その下にはフンセン首相の功績を表現しています。

 

また、もう一つの門ではクメール歴史調和を表しています。

 

 

ウィンウィン記念塔の中は?

2018年12月31日時点では一般公開されていませんが、中は博物館となっています。

一階部地下

 

外回廊の彫刻

大きく分けて3つに分かれています。

1.ポルポト虐殺政権転覆を目指す旅の記念日

2.1980年代から1990年代初めまでのカンボジアの発展

3.ウィンウィン政策実施

ちなみに、記念塔の四隅には、アイラーヴァタ、ガルーダ、ハンサのモニュメントがあります。

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平和の森

  内戦時などに使われた戦車や飛行機が展示されています。

 

式典とイベントブース

2018年12月29日~31日の間は様々なイベントが開催されています。

フンセン首相ブース、DIFIDブース、ミリタリーブース、地雷撤去活動などの紹介もあります。

  

入場無料なので、ご興味ある方是非!

 

イベント期間は毎晩花火があるのですが、イベント期間はものすごい人出なのでご注意ください。

Source:Ministry of Information

 


ウィンウィン記念塔/Win-Win Monument

 

 

 

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