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最近のカンボジアでは比較的大きめだったインターナショナルスクール人質事件(2005年6月16日)からはや1年以上経ちました。

外務省の発表によると、日本人では子供三人と日本人を母親に持つ日系人二人の計五人の子供が事件に巻き込まれ全員無事に開放されましたが、不幸にもカナダ人の2歳の子供が一人亡くなってしまいました。

実は僕の会社は現場から約1kmの場所にあり、朝9:30頃からバタバタしていることはスタッフのみんな気づいていたのですが、毎度の事だと気にもしていなかったのです。そうこうしていると日本の報道からの電話が急にジャンジャン鳴り出しはじめ、こいつはちょっと一大事だ、と情報集めに行きました。
結局事件は6時間後に全員逮捕と言う結末だったのですが、この犯人グループ、実に場当たり的な犯行で、最初の身代金は約10万円位から始まり、警察との交渉中に徐々に値上がり、最後には自動小銃6丁、散弾銃6丁、手りゅう弾、同発射装置、4WDの車と約300万円となりました。
というのも犯行に及んだ動機が「以前働いていた韓国系のお店にて、店のオーナーに殴られた仕返しする予定で学校に行った。しかしまだ来ていない上、警察が来て後に引けなくなった為、他の子供達を捕まえ立てこもった」という事だったからです。

現在この学校はもちろん、他の学校でも監視が厳しく親でさえも簡単には敷地に入ることができなくなっております。

 

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