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以前のネタで紹介した、第3級陸上特殊無線技士資格。その時にゲストハウスとの関係も紹介したんですが、その続編です。

 

 

甲種消防設備士を受けるために、(実務を避けるため)第3級陸上特殊無線技士資格を取得したのですが、その後、比較的人気が高い四類を受けてみました。

 

合格率は34%程度。

 

とは言え受験をする者のほとんどは実際に現場で経験を積んでいる人ということもあり、実務経験ゼロでテストには実技もあるのに、こんな裏技受験資格取得でどうなるのかと言う感じだったのですが、その時のお話を。

 

 

まず、消防設備士とは?

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消防設備士を必要とする施設
劇場、デパート、ホテルなどの建物は、その用途、規模、収容人員に応じて屋内消火栓設備、スプリンクラー設備、自動火災報知設備などの消防用設備等又は特殊消防用設備等の設置が法律により義務づけられており、それらの工事、整備等を行うには、消防設備士の資格が必要です。
消防設備士の業務
 甲種消防設備士は、消防用設備等又は特殊消防用設備等(特類の資格者のみ)の工事、整備、点検ができ、乙種消防設備士は消防用設備等の整備、点検を行うことができます。工事、整備、点検のできる消防用設備等は、免状に記載されている種類になります。
 
 

甲種消防設備士受験、受験方法

shoubousetubishi書面申請からネットからの電子申請が可能。願書(消防署などで入手可能)と受験資格を証明する書類のコピー、郵便振替払込受付証明書などを添付。

受講料は甲種5000円。

また、一度受験した人で落ちた人はネットから申し込みが簡単にできます。

ちなみに、乙種消防設備士試験は誰でも受験できます。

 

詳細・・・消防試験研究センターサイトより

 

 

試験科目と内容、合格基準

shobosetubi-2_1024筆記(消防関係法令15問、基礎的知識10問、消防用設備等の構造・機能・工事・整備20問)と実技7問を3時間15分以内に回答。

  • 筆記試験は全て四択
  • 実技試験は写真・イラスト・図面などによる記述式

 

合格基準は、各科目毎に40%以上で全体の出題数の60%以上の成績を修めた方を合格とし、発表はウエブサイト、郵便はがきでの合否結果通知があります。

 

 

実際のところ、難しいのか?

shobosetubi-1_1024こちらが消防設備士免状(本物)。

 

結果から申しますと、僕の場合は受験2回目で合格しました。

1回目は筆記平均85点でしたが、実技が52点となり、60点まで8点足らず不合格。

 

勉強時間は、1回目は1日2時間を二週間とテスト前に3日ほど仕事を休み、その3日間は毎日8時間程受験勉強しました。2回目は1日2時間を二週間と、テスト前に1日休み約5時間勉強しました。

 

1回目で感じたのは、筆記は四択だし、問題集を一通り勉強すればさほど難しくはない。しかし、実技に関しては、本気のど素人なので、図面などはほとんど分からない・・・。参考書の例題をとりあえずやってみるも、本番テストでちょっと違った質問になると???となる感じでした。(基礎知識がないから)

 

2回目受験時ですが、筆記は一度勉強しているので、覚え直しくらいでさほど難しくもないが、実技試験は得意なタイプな質問(覚えるだけ)と、不得意分野(経験が必要)がはっきり分かれており、合否に関してはハッキリ言って運だろうと思いつつ受験。10タイプ位に分かれる例題のうち、勉強時間がなかったので得意分野の2問だけをきちんと覚えていたらたまたまその2問が出題されたまたま合格。

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それにしても配線とかの製図ってどこまで厳密に採点しているのかって気になりつつも、ありがたやありがたやと言う感じでした。

 

 

甲種消防設備士第四類、お薦め問題集&参考書

ちなみに、勉強に使った問題集は「本試験によく出る! 第4類消防設備士問題集」1冊のみ。他にもいろいろ選択肢はあったのですが、どちらにしろあんまり時間もなかったし、このタイプの参考書は結構高いので、これ1冊のみきちんと勉強。

受験した感じ、これ一冊をまるまる覚えていれば筆記は合格、実技は40%くらいの確率で合格するんじゃないかなと言うレベル。

 

 

 

ゲストハウスとの関係

でも、ゲストハウスと「消防設備士甲種」の資格って何の関係があるんだ?って思う方もいると思うんですが、実際にゲストハウスを立ち上げする際に結構お金がかかるのが「防災設備の設置費と消防検査立ち合い費」なんです。

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ゲストハウス1軒だけだったら、専門業者に任せたほうがいいんですが、数軒~数十軒立ち上げるとなると、それだけでとんでもない金額になるんですよね。(規模に寄るが1軒あたり安くても30万円位~(機器、電気工事込み)となるため、10軒だとそれだけで300万円以上なんです。)

 

もちろん、資格取れば、すぐに何でも出来るようになるわけではないですし、電気関係や消防の知識が必要なので、素人がやったらダメですが、少なくとも自分で宿やるのなら、そういうのも知識としてあれば何かの時に役立つかもしれないので。

 

僕の場合、実務経験もないのでこの資格を仕事で活かすことはあまりないかもしれませんが、知識として持っていれば何かの役に立ちそうなので取得しました。

 

 

もし、甲種消防設備士第四類を受験しようという方いましたら、参考にしてみてくださいませ。

 

 

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