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さて、今日9月4日は何の日かと言うとタクシー協会、ツクツク協会のデモ日でした。
午前中からアンコールワット近くに続々と集結し最終的には1000人を超すタクシードライバーがデモを行いました。アンコールワットのチケット売り場近くでは銃を持った兵隊や警官が厳重封鎖していたのですが、調子に乗ったデモ隊はアンコールワットに向かい近くに停めてあった電動自動車を破壊しました。
今回のデモの理由として、9月1日よりアンコールワット入場の際、少し離れた(と言っても約800m位)駐車場に車を停め、そこから有料の電動自動車のみがお客様を乗せてアンコールワット正面まで行くことができるといった半独占的な利権争いにあったと見られます。
しかしながら、やはりそこはカンボジア。5時きっかりにはデモが終わりみんな続々と帰りましたが、オフィスから見てるとホーンを鳴らしながらカンボジアの国旗をはためかせながら3~4人で乗っている暴走族さながらのバイクタクシー軍団が走り、ツクツク協会はというと日本で裁判時に「勝訴」ってな感じでやるあれですね、あれを掲げながら「わー」って走り回ってました。

ちなみに別枠の話ですが、2003年にシェムリアップ空港内にとある旅行会社が一度オフィスを開きツアーの販売を始めたのですが、このタクシー協会のデモ運動?(店舗だけでなくツアー参加客に対する嫌がらせ)により、業務は妨害され、旅行会社側が裁判で勝利するも意味は無く、日々の妨害運動や、スタッフへの暴行・脅迫などにより、閉鎖に追い込まれたことがあります。
確かに、旅行会社ができることにより、観光客を騙して何ぼであり、コミッションまみれのタクシー協会の収益は減るでしょうが、他の国を知らない、他の空港を知らない、また自由競争というシステムが分からないと言うのはいかがなものかと思います。共存の道もあると思うのですが、、、。

写真は
1.デモ終了後に疲れてぐったりしている兵士
2.何も深いことが分からず、短期的な勝利に酔いしれてるツクツクドライバー

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