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今日の見所
空中宮殿 サンボープレイクック
シェムリアップとプノンペンの真ん中の町コンポントムにある。道路もきちんと整備されている事もあり、双方から片道3時間未満で到着します。610年から650年の40年間、イーシャナプラという大都市がこの地にあったそうで、現存する、前アンコール期の遺跡群の中では最も優れており、その名残となる煉瓦造りの遺跡が大小含め100以上ございます。
この地もカンボジア内戦時には被害を受けることとなり、ロンノル軍を支援したアメリカ軍の空爆により、いくつかの遺跡が崩壊しておりますが、現在日本政府の援助により、徐々に修復及び調査がなされております。
この「サンボープレイクック」の特徴としては、「空中宮殿」と呼ばれる、レンガの壁に直接施された彫刻たちで、宮殿での生活がひとつひとつ描かれております。遺跡の派手さやそこに残る彫刻達はアンコール期に比べると格段に簡素ですが、遺跡に絡みつく木の生命力、この地に残された歴史、また他の地では見る事のできない、「空中宮殿」の美しさは見るに、語るに値する所です。

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