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先日、とある調査でプノンペン郊外にあるゴミ山を訪問してきました。

 

場所はキリングフィールドから車で3分程のチュンエク、なんとなく、近づいてくると臭いで分かります。

 

このゴミ山、以前はストゥンミエンチェイにあったのですが、街の発展とともに少しずつ郊外へと移動され、このチュンエクへは2009年に移動が発表され、その後少しずつシフトされていきした。

 

異なった角度から見るだけで、新しい発見や気づきもあるので、その体験を写真で紹介できればと思います。

 

ストゥンミエンチェイのゴミ山(2006年)

まさにスモ―キーマウンテン。悪臭が煙と共に周辺に広がっています。 日本の支援で送られたゴミ収集車が走っています。 集められてきたゴミに群がる人々。 金目のものを集めて、仲買人に売り、日々の生活を稼ぎます。 近くの木々には蝿が休んでいます。 枝という枝に蝿の姿が。

 

また、地面は液状化しているところもあり、ここに履いていった靴は悪臭のため、何度洗っても臭いが取れず、捨ててしまいました。

 

 

チュンエクのゴミ山(2011年)

金目の物を集めて帰る親子。頭の上に荷物は載せています。このだだっ広いエリア、今は多くの建物などが建築されています。ゴミ山の周辺には彼らの仮の住居があり、荷物を分けて売買を行います。ヘドロの沼の中から金目のものを探しています。 このころはまだ山にはなっていなく、広大な原っぱにゴミが散らばっていました。仕事を終えて帰る人たち。多くはアルバイトで多い時は1日5$稼げると言ってました。

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チュンエクのゴミ山(2019年)

ゴミの上に土を盛っているため、すでに山となっています。 悪臭の漂う汚水。そこらかしこにあり、踏んでしまうと一発で靴は使えなくなります。 ゴミ山の上。なんか砂漠のようにも見えますが奥に人々がいます。 子供たちが働いています。 みんながきちんと働いているか見守るボスのペット。 金目のものを仕分けしています。 生ごみや衣類ゴミ、紙、プラスチックごみが周辺に広がっています。 屋台も巡回しており、お腹がすいた人は焼きそばなどを食べていました。 小さな子供もゴミを漁っています。 ゴミ山近くでは、仲買人に商品を引き渡しています。

 

 

かなりざっくりですが、急激な発展により、ゴミの増加が激しいとのことで、思ったよりも早くこのゴミ山もキャパオーバーになりそうとのことで、今後移転を検討しているようですね。

 

それにしても、2011年は原っぱだったのに、本当に山になっているなと思ってしまいました。

強いて言えば、2006年訪問時はスモ―キーマウンテンだったのですが、ここでは煙が出てないことが救いかなと思いました。

 

 

*個人で訪れないでください。また暗くなってからの訪問や、観光気分での訪問はしないようにしてください。

 

 

別途、スラムに関する話はこちら。

【プノンペン】世界の車窓から。空港鉄道から見えるスラム街

 

 

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