先日、カンボジアにおける法人犯罪被害についてを纏めましたが、新しい情報が先ほど届きました!
定番の「いかさまカード賭博詐欺」です!
※ いかさまカード賭博詐欺とは、東南アジ系男女が主にプノンペン都内の観光地やマーケットなどにおいて、主に邦人旅行者に対して親げに話し掛け自宅での食事に誘った後いかさま賭博を持ちかけ、最終的に金品をだまし取るもの。
大使館発表レポートによるとプノンペンのみでの被害報告でしたが、まさに今、その被害者が来られたので、シェムリアップのケースをレポートします。
1.シェムリアップ川沿い(ワットボー寺院近くのリビエラホテル前当たり)を歩いていたらマレーシア人(自称)女性(50歳くらい)に声をかけられた。
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2.新宿に娘がいるんだ。いろいろ話を聞かせてくれ。明日、一緒にご飯に行こうと言われた。
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3.翌日、待ち合わせの場所で合流。するとそのマレーシア人(自称)がどこかに電話し、5分ほどでバイクにのった兄さんが到着。
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4.3人乗りでマレーシア人(自称)の家に。たぶんバケンクラブの近くの小さい道を入ったさきの家に到着。
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5.家に行くと、なぜかトランプの話になり、ルール説明が始まった。そして、小さな部屋に連れていかれるとギャンブル用のテーブルが。
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6.急に新キャラ(たぶん金持ち設定)が登場し、なぜか自分がトランプをさせられることに・・・(ギャンブル嫌いだからやらないと言ったが、半強制的に開始)
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6.チームでやれば大丈夫と言っていたが、ゲーム後半で大敗。するとチームメンバーが急に怒り出し、お前のせいだと騒ぎ出し、お金を払えと言いだした。
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7.明日もう一度勝負するという話になり、とりあえず今日は保証金代わりに(何の?)、ATMで1000$をおろせと言われ、連れていかれる。(ラッキーなことになぜか引き出せなかった・・・)
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8.お金がないなら持ち物をよこせと言い出し、財布に入っていた1000$とアイフォン、Wi-Fiルーターなどをとられた。(翌日もう一度その金持ちと勝負し、勝てば返すとのこと)
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9.15$位で売ってる安い携帯を渡され、明日もう一度トランプをやる約束をし、解放される。(写真は実物)
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10.携帯電話には慰めメッセージやら打ち合わせメッセージが届き、誰にも言うなとのこと。弟に従えとか・・・。
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11.翌日待ち合わせの場所に行くもいない。携帯電話には出なくなった。
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12.警察に被害届を提出しに行くと他にも同じ被害にあった人にばったり会う。その人も1000$ほどの被害を受けていた。
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13.紆余曲折があり、なぜか僕の所で話をしてくれた。
ちなみに、その家には4人ほどマレーシア人(自称)がいたとのことなので、グループとして活動しているみたいですね。
いやあ、とうとう噂の大型グループ詐欺軍団がシェムリアップ到着とは・・・。
とりあえず、未然に防ぐ方法は、”知らない人が話かけてきても無視する!”
相手にどんなに思われようと、これ一本です。
今後、かなりの被害が予測されます。
お知り合いの方や旅行者に是非お伝えください。
【続報】シェムリアップに噂の詐欺軍団が流入中!被害者多数発生中の模様です。
勝手なビジネス考察
昔からあるアジアの古典的な詐欺ですが、本当に息が長い詐欺ですねー。僕がバックパッカーとしてタイを廻っていた時代(20年近く前)にもタイで同じパターンで声をかけられたのを覚えています。
ちなみに、カンボジアであったこの詐欺ですが、被害者が一度日本に戻って、相手の言値(200万円)をわざわざ工面して支払ったという話もあります。日本人、ある意味すごいなと感じます。
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